バイトでも仕事でも、
初めて接客する時ってものすごく怖いですよね。
お客さんに怒られたらどうしよう…。
へんなお客さんが来たらどうしよう…。
と、考え出したらきりがないです。
ウェイターなら、接客しつつ料理や飲み物も出さなくてはいけないですし、
アパレルショップの店員なら、接客しつつレジを打ったり、おすすめの服をPRしたり、POPを作ったり…やることはたくさんあります。
そうやって他のことをこなしながら、お客さんの対応なんてできるんだろうか。
不安でたまらないですよね。
私も初めての接客ではとても不安で、
声や手が震えたり、
時間が経つのがすごく遅く感じたりしました。
なんせ、自分は子供のころから極度の人見知り。
いわゆる、クラスの隅っこで本を読んでいるような女でした。
なので、初めて接客をやったときも、
営業スマイルなんてとんでもない。
笑顔の作り方も知らず、
最初の接客でも、
無表情の無愛想もいいところでした。
しかし、今では慣れて
息をするように接客がこなせています。
そこで今回は、
初めての接客でも自信が持てる9個の方法
を書いていきたいと思います。
この記事を読んで、初めて接客業を経験するあなたの不安と恐怖を、少しでもやわらげられれば幸いです。
スポンサードサーチ
もくじ
なぜ接客が怖いのか?→自信がないから
なぜ接客が「怖い」と感じてしまうのでしょうか。
それは言うまでもなく、自信がないからです。
接客に限らず、初めてのことに対しては自信がなく、「怖い」と感じるもの
接客に限らず、誰しも、初めてのことに対しては自信がなく「恐怖」を感じてしまうものです。
面接や試験も慣れていないころは「怖い」と感じてしまいますし、もっとさかのぼって言えば、学校の「クラス替え」だってそうです。
クラスがかわって仲良かった友人と離れて、緊張し不安になる人がほとんどだと思います。
接客だってそうです。
誰しも最初から「接客が得意」と胸張って言える人はほとんどいません。
(どちらかというと、敬遠されがちな仕事だと思います。)
「初めての接客」をする前に、自信をつけよう
そんなときに大事なのは「自信をつけること」です。
自信はもちろん、実際に接客業を経験するなかで身につくものでもありますが、
事前にイメージトレーニングや準備をすることで補える部分も、実はいっぱいあるんです。
いまから、私が実際にやった「初めての接客で自信をつける9個の準備」を紹介します。
初めての接客でも自信が持てる9個の方法
①公園や街などで知らない人と話す
これは「極度のコミュ障さん」にオススメな方法。
仲良い友達や知人とは話せても、知らない人と話すのは苦手な人はいますよね。
慣れている人ならわざわざやることではありませんが、もしこの「初対面の人と上手く話せない・苦手」に当てはまる人なら、知りあいではない人となるべく話す機会を設けてみてください。
公園にいるおじさんや、どっかのショップの店員と話してみるとか、、
これを繰り返すと、
接客のときにお客さんを相手にしたときの恐怖心が少なくなりますよ。
②いろんな人の接客を見よう
2つ目は、
いろんな人の接客を見ること。
いわゆるイメージトレーニングですね。
外へ出かけて、
- スーパー、コンビニ
- レストラン
- アパレルショップ
- デパート
なんでもいいので、いろんな人の接客を見てください。
そして、
印象が悪かった接客の悪い点や、
好印象だった接客を頭に思い浮かべながら、教科書がわりにしましょう。
上手い人は欠点が見えにくいので、
なるべく下手な人や慣れていなさそうな人の接客を見て、なぜ悪いと思ったかを考えるといいですよ。
③PRする商品の情報を、頭に入れておこう
これは一番地味だけど、意外と大切なこと。
出勤の前日までに、
PR商品の情報を頭に入れておきましょう。
接客の初日は本当に緊張して余裕がなく、てんてこまいです。
ちょっとしたことでも、頭がいっぱいいっぱいになるので、せめて商品についてだけは聞かれても答えられるようにしておきましょう。
正社員の方はともかく、バイトの方でも、人気メニューや人気商品などは確実に頭に入れておくことです。
では次は、初出勤の日にやることです。
④化粧はバッチリ決めよう
(女性の場合)まずは、
化粧はバッチリと決めましょう。
これはお客さんのためではなく、自分のためにオススメしたいことです。
女性の中には、濃い化粧をしないとスイッチが入らないという人もいるという話を聞いたことはありませんか?
そうやって、
普段の自分と切り替える方法として、化粧はとても有効的な手段です。
化粧嫌いな人こそ、お化粧を
私は化粧なんてめちゃくちゃ大嫌いです。
しかし、オシャレに興味がなく、見た目が暗くて地味な自分だからこそ、化粧道具は欠かせません。
なぜなら、自信とやる気がつくからです。
化粧をすることによって【コミュ障モード】→【仕事モード】にスイッチが入るんですよね。
そして、なんだかテキパキこなせるような自信がわいてくるんです。
なので、しょうがないけど一目置いてやってます笑
さすがに濃いメイクはしなくてもいいので、とりあえず自分の【仕事スイッチ】が入る程度には化粧をしてみてください。
オシャレに興味がない地味な女が、外見を明るくした方法
続きを見る
⑤髪型をキメよう
髪型も同じで、
- ちびまる子ちゃんのたまちゃんのような髪型
- ちびまる子ちゃんの野口さんのような髪型
なら、
たまちゃんみたいな髪型にした方が、
気分的に明るく振る舞えそうな気がしませんか?
明るく見える髪型にすれば、明るく振る舞える、というのは人によって違いますが、
気分を変えるというのはとても大切です。
少なくとも私はそうした髪型や化粧で顔を明るくすることによって
いくらかスイッチが入ります。おすすめです。
⑥接客の動画を見てみよう
出かける前に暇があるなら、youtubeなどで接客の見本動画などを見て、
脳内シュミレーションをするといいですね。
⑦鏡で笑顔を作る練習をしてみよう
化粧や髪型が決まったら、笑顔を作る練習をしてみてください。
最初はかたい感じになっているとは思いますが、5回〜10回くらい笑顔をつくると、ほぐれてきますよ。
⑧家を出る前に、少しだけ声を出してみよう
笑顔を作れたら、少し声を出してみましょう。
朝から出勤の場合、声が出づらく、それだけで「声が小さい」と注意を受けやすいです。
私は毎日声のことで先輩から怒られていたので、家で自主練しまくっていました。
2~3ヶ月したら、注意される回数がかなり少なくなったのを覚えています。
あとやはり、午前中は声が出づらいです。
勤務が朝早い場合、出かける前に軽く声出しをするのをオススメします。
接客で大きな声が出せない!怒られ続けた私が声を出す方法を紹介します
続きを見る
声を出すと気分がしっかりと保てますし、一生懸命さが伝わるので、周りの人やお客さんにも好印象になりますよ。
スポンサードサーチ
1ヶ月も経てば、接客することには慣れている
やはり接客っていうのは、度胸と経験、あとは職場の空気に溶け込めるかが大切です。
なので、繰り返せば繰り返すほど、誰でもできるようになります。
とくに
- もともと明るくて、声が大きい人
- 友達を作りやすい人
- 運動部に所属して上下関係を学んでいる人
などは、すでに経験値が高いため、すぐ溶け込めるでしょう。
しかし、問題はそうではない人たち。
- 初対面の人と話すのが苦手
- 愛想よくする方法もよくわからない
- 声が小さい
これはほとんど過去(普段)の私ですが、やはりこういった人たちは慣れるまでに少し時間がかかるでしょう。
寡黙だったり、口ベタな人でも、接客はできるようになります
それでも、1ヶ月や2ヶ月も続けていれば慣れていきます。
実際、コミュ障で口ベタな私も、勤務を始めて1ヶ月経ったときには、接客に対して抵抗がなくなり、ほとんど緊張しなくなりました。
居酒屋で明るい笑顔で大きな声を上げているような若い店員さんは、接客人の中でもかなり優秀な部類の人たちです。
推測ですが、学生時代は運動部でバンバン大声を出して、先輩や後輩との上下関係も鍛えられている人たちだと思います。
しかし、私たちはそうではありません。
できれば大きな声は出したくないし、笑顔をつくるのも苦手だし、できるだけ知らない人とは関わりたくない。
そこからのスタートなので、やはり経験が少ないし、そもそも分厚い壁が一枚あるような状態なんです。
なので、最初は時間がかかるのは当たり前。
しかし、どんな人でも絶対に慣れてきます。
知り合いに私以上に寡黙な子がいますが、飲食店(レストラン)に就職したことによって、接客をこなせるようになっただけではなく、顔や振る舞いも明るくなりました。
なので、今はどんなにできなくても大丈夫です。
気を張らずに、頑張りましょう。
3ヶ月経っても緊張するのは、あなたは接客に向いていないのかもしれません
しかし、バイトなら2ヶ月、
正社員なら3ヶ月〜半年くらい経っても、接客に慣れないのなら、あなたは接客業に向いていないのかもしれません。
もし、数ヶ月経っても、
- 接客する前はドキドキする
- 緊張してミスばかりしてしまう
- お客さんから苦情ばかりくる
という人がいたら、
それはあなたの性格上、接客に向いていない、
または、接客以外の業務内容があなたに合っていない場合があります。
たとえばレストランだと、メニューが覚えられないことによって、接客に影響を及ぼしてしまったりとか、コンビニだと、覚えることが多すぎて接客が雑になってしまう人は多いです。
実際、私はそういう人を何人か見てきました。
なので、そういった場合は、
接客業をやめるか、職場自体を変えましょう。
過去の知り合いで、(接客が)もう本当に救いようのないくらい向いていなかった人がいました。
クレーム電話は普通ですし、あるいは店先でケンカにまで発展することも度々ありました。
しかしその方は、もともとプログラミングができたのもあってか、IT会社へ転職していきました。
あなたの向いていることをやった方がいいですよ。
スポンサードサーチ
そう頑張らなくていい
お客さんとて人間。
ミスしても、そこまで大きなミスでない限り、
笑って許してくれる人も多いです。
私はもう何度やらかしたかわかりません。思い出したくもないこともたくさんあります。
しかし、お客さんから本気で怒られたことはないですね。
ちょっと嫌味を言われたり、八つ当たりも相まって理由もなく怒られたり、酔っ払いに絡まれたりは散々ありますが…。
まあ、それも一晩寝れば忘れます。
なので、あまり気を張らずに頑張りましょう。