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レジ接客で緊張してしまう時の対処法【目標を低く設定する】

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接客している姿

レジでの接客に緊張してしまう…。

緊張してミスをしてしまう。

そんな人は多いと思います。

私は接客歴5年があり、新人の指導をやった経験もありますが、

最初のころはレジでの接客がとても苦手でした。

 

やることは多いし、焦るとミスしてしまう。

何より、人間関係をつくるのが苦手なので、わからないことがっても先輩に聞けませんでした。。

そして、「わからないなら訊いて!」と怒られて、さらに萎縮してしまったり…。笑

もう、ダメダメ接客人だったんですよ。

 

そんな私でも、接客業を5年続けた今では、まったく緊張しなくなりました。

そこで今回は、レジ接客で緊張しないために私がやった方法を書いていきたと思います。

この記事を読んで、少しでも「レジで緊張しなくなった」と思ってくれたら嬉しいです。

 

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もくじ

レジ接客で緊張してしまう原因6つ

では、なぜレジ接客で緊張してしまうのでしょうか。

まずは、その原因を見ていきましょう。

 

①まだ慣れていない

1つ目は、まだ慣れていないということ。

まだ新人で仕事に慣れていないと、その不安から緊張してしまいます。

レジの操作・電子マネーやクレジットカードの処理方法など、レジまわりの仕事をあまり覚えていなかったり、

商品を把握しきれておらず、お客さんに尋ねられたときに「商品の説明ができない…」なんてことも、不安へと繋がります。

中には、小さい声しか出なかったり、手や声が震えたり、ムダなミスをやってしまう人も多いです。

 

まだ慣れていないことが原因の対処法

仕事に慣れてきて要領も掴めてくると、ミスがなくなり、緊張することも減ってきます。

慣れることが大切です。

 

②お客さんに対してのトラウマ

2つ目は、お客さんに対してのトラウマが原因の場合です。

お客さんの中には、クレーマーと呼ばれるモンスター客がいます。

こちらがミスをしなくても、何かしらこじつけてキレてくる人。

それに、モンスター客とまではいかなくとも、お客さんがたまたまイライラしていたりすると、必要以上に怒られることもあります。

あとは、怒られる…とまではいかなくても、嫌味を言われたり…。

そうした「たまたま」がきっかけになって、お客さんに対し恐怖心が植え付けられてしまうと、接客に対し緊張してしまうようになります。

 

③緊張しやすい性格である

3番目は、緊張しやすい性格であること。

説明するまでもありませんが、もともと緊張しやすい性格の場合は、接客に対し緊張してしまいます。

 

④ミスが多かったり、忘れっぽい人

4つ目は、ミスしがちな性格。

根本的に、忘れっぽい人やミスが多い人は、必然的に接客に対し恐怖心がうまれます。

「またミスしたらどうしよう」

「また怒られる」

「迷惑がかかる」

など、1つのミスが「心配・不安」をうんで、緊張へと繋がります。

 

⑤店長や先輩に怒られるか不安

本来は優秀な人でも、店長や先輩が厳しい職場だと、必要以上に緊張してしまいます。

私も昔、少しでもミスすると店長が飛んでくる職場で働いたことがあります。

ミスって言ってもあれですよ。

「待機中の手の組み方が違う」とかのレベル。

そんな細かいことで飛んでくる職場だったので、接客中は必要以上にガチガチになってしまっていて…。

失敗しかしませんでした。

 

⑥人前に出ることが怖い

最後は、もともと人前に出ることが怖いタイプ。

コミュ障気味の人や、どちらかといえば引っ込み思案な人など、もともと人前に出ることに対し抵抗を感じる人は、接客に対し人よりも緊張してしまいます。

 

レジ接客で緊張しないために私がやった対処法

では、レジ接客で緊張しないために私がやった対処法を書いていきたいと思います。

対処法というかマインドに近いかもしれません。

 

まずは、仕事に慣れる

まず、仕事に慣れていないなら、

とにもかくにも仕事を覚える。

慣れることに集中しました。

やはり、仕事に慣れていないと必要以上に緊張してしまいます。

わからないところがあったら、先輩に訊いて覚えるというのは大切です。

 

ただし、ぜったいに「頑張らない」

とはいえ正直、私はそんなに必死にはやりませんでした。

仕事を覚えていないときでも、家で少しくらい復習はしていましたが、商品の種類とか内容のことくらいです。

お客さんと接するのも、好きな人にはトコトン話し込みますが、興味ない人・苦手な人には最低限の挨拶程度。

 

そもそも、接客が嫌い

大体、私はそんなに接客が好きじゃありません。

ぶっちゃけ嫌いです。

嫌いな仕事をそんな大真面目にやっていたら、すぐ心が折れてしまいます。

 

少し過去の話をすると、私はブラック職場で働いた経験があります。

入って1週間で職場で孤立。

何かと完璧を求めてくる、細かすぎるワンマン店長。

陰口だらけの人間関係。

お客さんもあまり好きな人はいませんでした。

 

本当にいつ辞めてもおかしくない状況だったと思いますし、周りも「あいつ、絶対辞めてくわ」と思っていたと思います。(実際、9割の新人が辞める職場でした)

そんな私は、いつもレジに出ると、緊張で恐怖心でかたまっていました。

 

辞めたいけど、お金が必要だった

しかし、当時の私の貯金は10万くらいしかなく…。

お金が必要でした。

そこで、

いつ辞めてもいいけど、とりあえず今は金が必要だからやろう

そう思った私は、「やる気のないまま」とりあえず続けました。

 

そして、そのブラック職場で1年以上働き続けました。

 

入って1週間で孤立した職場で、なぜ1年以上続いたのか。

それは私が「頑張らなかったから」です。

 

必要になることだけを覚える

私は、もうやる気も何もなかったので、

自分に対する期待値をとことん下げ、目標ラインを低く設定しました。

つまり、「必要性が低いことはすべて捨てる」ことを覚悟しました。

 

たとえば、レジ作業なら、「よく必要になる作業」だけをしっかり覚えるようにします。

「商品をスキャンする」動作は確実にマスター。

クレジットカードやWAONは覚えて、マイナーなカードはそこまでしっかり覚えない、、など。

「必要になったときに先輩に確認して覚える」程度でやっていました。

 

お客さんの応対に緊張するなら、最低限の挨拶しかこなさない、とか。

笑顔だけはしっかり作る、とか。

声だけはちゃんと出す、とか。

何か1つのことから始めてみました。

苦手な人には、「嫌われてもいい」と割り切ることもしました。

 

孤立して職場の人間関係がうまくいかないときは、一人だけ仲のいい先輩をつくり、それ以外の人は捨てました。

その先輩が私のことを話してくれたため、半年後には職場全員と普通に話せるようになりました。それまで険悪ムードだった店長とも、打ち解けました。

 

「最低限でOK。他はどうでもいい」

そうやって頑張らなかったことで、私は継続したのです。

 

ありのままを肯定する

ちなみに、私は悩みがあると、よくマインドフルネス思考を取り入れています。

マインドフルネス思考というのは、簡単にいえば、現状をそのまま肯定する思考法です。

グーグルでも社員育成の一環として、取り入れられているらしい。。

 

たとえば、レジ接客に緊張するのなら、「レジに立つと緊張してしまう!どうしよう」と悩むことが多いと思います。

しかしマインドフルネスは、「私はレジで緊張した」と肯定します。

そして、もっと言えば「緊張して当たり前」と思うことで、乗り越えます。

 

思考を改善することで、悩まなくなる

「思考を改善する」というと、ちょっとうさんくさく思われるかもしれません。

私も自己啓発本とか読まないタチなので、かなり敬遠していたのですが、、

ちょっとクセをつけるだけで、日常生活で劇的に悩まなくなりました。

たぶん、「足るを知る」という日本人の感性に近いからだと。

 

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居心地が良くなれば、緊張しなくなった

・緊張でミスをしてしまう

・緊張で大きな声の出せない

・緊張で…

 

こういう悩みを対処するには、メモを取るとか、複式呼吸とか、それっぽい方法論はあります。

確かに、それらの方法は効果的です。

しかし、最後はやはり「精神状態」で決まります。

 

たとえば、歌を歌う場合。

歌うことに自信がないままでは、いくら練習しても勢いがつきません。

ピアノがちょっと弾けるようになっても、何度も何度も練習しないことには、勢いのある演奏はできません。

 

私もそうで、接客で声が小さいと怒られていた時、いくら発声練習をしても、そこまで声が出ませんでした。

笑顔もあまり作れませんでした。

しかし、仕事に慣れてきたり、職場の人たちと打ち解けたりしたことで、自然と大きな声が出たり、笑顔がつくれるようになったのです。

 

このように、接客での緊張をほぐすには、なによりもあなた自身の「精神状態良く保つ」ことが大切です。

慣れてきて、精神状態が良くなると、自然に緊張がとけていきますよ。

 

それでも接客中の緊張がなおらないなら、、

それでも緊張がなおらないのなら、残念ながら、接客自体に向いていない方なのだと思います。

これを機に、接客以外の仕事に挑戦してみてください。