ウォーキングをしているけど、目的がなく歩くのはつらい……。
そういう人は多いです。
私も、1年前「健康のため」にウォーキングを始めたとき、まるで楽しくなく継続もできませんでした。
なぜかというと
- 健康のためとはいうけれど、そんなに歩きたいわけじゃない。
- モチベーションがぼんやりしているから、歩くのも面倒くさくなる。
から。
つまり目的も、目的地もなかったからです。
しかし今では、毎日ウォーキングを続けています。
(これ以外にも、過去に3年間のウォーキング歴があります。)
そこで今回は、ウォーキングで目的がないときの対処法を紹介していきたいと思います。
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もくじ
ウォーキングに目的は必要なのか
でも、そもそもの話、ウォーキングに目的は必要なのでしょうか。
歩く先に目的地(買い物やレストラン)はなくても、ウォーキングに対する目的はすでにありますよね。
健康のためだったり、ダイエットのためだったり。
そのためにウォーキングをしようとしている。
でも、「目的がない」「目的地がないと歩けない」と悩んでいるのは、
自分にとって
- そこまでウォーキングが重要ではない
- あるいは楽しくないから
です。
「欲望」が足りていない
あなたはなんのために、ウォーキングをしていますか?
ダイエットにそこまで興味もないのに、ダイエット目的でウォーキングは続きません。
「とりあえず体にいいから~」レベルの欲では、健康のためにウォーキングなんて続きません。
私も「欲望」が足りていなかった
私は
- ダイエット目的で3年以上のウォーキング
- 健康のために2年以上のウォーキング
という目的の違った2回のウォーキング経験があります。
1回目のダイエット目的のウォーキングは、無我夢中で続きました。
なぜなら、限られた時間でより効果的にカロリーを消費させることに必死だったからです。これは後で書きます。
つまり、大きい「欲望」があったんです。
だから、その時は「目的もなく~」なんて考えるヒマはなかったんですね。
「健康のため」のウォーキングは続かなかった
しかしそんな私も、2回目の、「健康のためのウォーキング」は、最初本当に続きませんでした。
どのくらいダメだったかというと、外に出てたった12分で家に帰って来ていました。
なぜ続かないのか
いろいろ考えた結果、続かなかった理由はこれだと思います。
- 目的がぼんやりしている
- それほど叶えたいわけじゃない目標
- 環境が変わった
からです。
3番目は置いといたとして、
つまり、長期的に考えると必須だが、短期的には面倒だしどうでもいいこと
……だから、続かなかったんですよね。
別にカロリーを全力で消費させたいわけじゃない。
心拍数などを見ながら、姿勢よくきちんと歩きたいわけでもない。
それに、なにかの病気にかかったわけでもない。「ウォーキングしないとあなたは死ぬよ」という、そんな切羽詰まった状況でもないわけです。
その点、ダイエットのためのウォーキングはわかりやすく数字に出るし、モチベーションが続きやすいです。
ダイエット目的のウォーキングがすべて続くと言っているわけじゃありません。
ダイエット目的でウォーキングしている人も、私ほどダイエットに関心がない場合もあるでしょうし、健康のために仕方なく痩せなきゃいけないという理由でウォーキングをしている人もいると思います。
食べることのほうが数倍好きな人もいると思います。
そういう場合、やはり続かない人は多いと思います。
でもウォーキングはしたほうがいいと思ってる
ほとんどの人は、私と同じ②番目のような状態だと思います。
つまり、長期的にはウォーキングは必要だからしなきゃいけないけど、毎日やる分にはおっくう。
だから、目的なく歩くのも退屈でしょうがない。
そういう場合、どうすればいいかというと、
他の目的が必要なんです。
というか、ウォーキングだけするのはやめて、ウォーキング時間を他の目的に置き換えることをオススメします。
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ウォーキングの目的の作り方
ぼんやりした目標歩かざるを得ない状況で、いくら歩こうとしてもムリです。
だって、その目的自体、それほど切羽詰まって叶えたいものじゃないのですから。
そこで私が模索したのは、目的がぼんやりしていてもウォーキングを楽しくする方法です。
それが置き換えウォーキングです。勝手につくりました。
たとえば読書時間にかえる
たとえば最近よく言われているのは、読書時間にすること。
ウォーキングしながら、オーディオブックを聴くことで、ウォーキング時間を読書時間に置き換えるんですね。
つまり、自分の知識欲を利用するんです。
私もやっていますが、大体、4、5日あれば1冊読み終わることができます。
読書に興味無い人は分かりずらいかと思いますが、読書好きな人は「おっ」と思うのではないでしょうか。
ウォーキング時間だけで、1冊の本が読み終わるんです。時間効率半端ないですよね。
ウォーキングは好きではないが、読書はめちゃくちゃ好きという人は続きやすくなります。
これは、好奇心や知識欲の強い方、出世欲や向上心の強い方、おすすめなんじゃないかなと思います。
あるいは、本を目で読むのは苦手な人にもオススメです。
私が試したウォーキングの方法
他にも私が試したいろんな置き換え方法を紹介します。
【目的をつくる方法①】スマートウォッチで達成記録をつくる
スマートウォッチで毎日記録すること。
スマートウォッチと聞くと、新しいものが苦手な人は敬遠する人もいるかと思います。
私もそうでした。
使うまでは、「べつに時計で決済かんかしないし、スマートウォッチなんかいらん」と思っていました。
けれどこれ、ウォーキングには持ってこいなんですよね。
なぜかというと、ゲーム感覚でウォーキングが楽しめるようになる。
なぜかというと、腕にはめるだけで
- どのくらい歩いたか
- 歩数、時間、心拍数、距離
- 継続日数
……などを勝手に記録してくれるんです。
勝手に記録されるものだから、めちゃくちゃおっくうな日も、歩かなきゃいけない気になってくる。
歩かないと、もちろん記録はされずゼロになるので、記録を途切れさせるのが嫌だという人ほど、続きやすくなります。
つまり、コンプリート欲が強い人ほど続くのです。
【目的をつくる方法②】コミュニケーション時間に置き換える
友達や家族と一緒に歩いて、コミュニケーションの時間に置き換える方法もありです。
私はこれ、むしろストレスになるのでやりませんが、家族や知り合いはけっこうやっている人がいます。
朝や夕方、近所の友達と時間を合わせて合流し、一緒に歩くんですね。
友達と話しながらとはいえ、知人はこれで毎日6km以上歩いています。すごい。
祖母は、祖父と一緒にウォーキングを始めて、すでに5年以上歩いています。
コミュニケーション好きな人ほど、おすすめです。
【目的をつくる方法③】勉強時間に置き換える
これは私が学生時代にやっていた方法です。
ウォーキング時間を、勉強時間に置き換えるんです。
たとえば、英語を習得したい人なら、英会話をしながら歩いたり、英語の単語や文を聴きながら歩く。
耳で何か聴くのがおっくうだという人なら、自分の頭の中で練習問題を出してひたすらそれに答える。
覚える系の勉強にはとても相性がいいです。
何度も思い出すことで、記憶に定着すると言いますし。
(実際にやっていた経験からすると、それは本当だと思います。)
そうすると、ウォーキング時間を勉強時間に置き換えることができます。
資格試験の勉強や、試験前や受験勉強中の学生にはオススメです。
【目的をつくる方法④】スーパーやコンビニに置き換える
今でもたまにやっている方法。
それは、ウォーキングがてら、買い物に行くこと。
つまり、目的地をつくってしまうことです。
主婦の方や、一人暮らしの方は、「食材が足りなくなる」ということがあるかと思います。
たとえば、野菜がなくなったとか、調味料がなくなったとか。
べつに買わなくても乗り越えられるけど、あったほうが助かる程度のもの。
そういうものをウォーキングがてら、買いに行く。
毎日はできないので、たまに活用する手段ですね。
【目的をつくる方法⑤】空想タイムに置き換える
あとは、空想タイムに置き換えることです。
頭を使いすぎてぼーっとしたいときってありませんか。そういうときは、ぼーっとするための時間に歩きに行く。
あるいは、仕事や家族のことなどで、考えておかなくてはいけないことってあると思います。
でも家にいるときは、家族がいてなかなか1人で考える時間も持てない……なんてこともあるでしょう。
だからこそウォーキング時間を、そういう細々した段取りを考える時間にあてるという場合もあります。
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ダイエットや健康が目的なら、どんどん磨きをかける
友達と歩けないし、読書にもそこまで興味が無い。
ただ単純に、よくあるダイエットや健康を目的にウォーキングをしている
という人もいるでしょう。
その場合、単純に歩くのではなく、毎日毎日試行錯誤して洗練させることで、飽きさせない方法もあります。
どういう意味かというと、
20分のウォーキングでも、大股で歩くのか普通の歩き方かでぜんぜん消費カロリーが違ってきますよね。
私が昔ダイエット目的に歩いていた時は、
- 限られた時間でいかにカロリーを消費させるか
- または全身の筋肉を動かすか
を追究しながら歩いていました。
つまり、「実験」と「ゲーム性」を持たせるんですね。
こうやっていると歩くだけでいっぱいいっぱいなので、読書するヒマも、他のことを空想するヒマもありません。笑
というか、歩くのに一生懸命すぎて「ヒマだなー」と思わなくなります。
それに、こうして目標に沿って歩き方を洗練させていくと、より早く結果がでるのでウォーキングが楽しくなります。
人間、どんな辛いことでも、結果が出てくると楽しくなってくるもの。
足だけで歩くのをやめて、腕を振る習慣をつけると、背中がすっきりするのを感じたり。
それに、毎日を実験の場にしていたことで、変化をもたらし、飽きさせないようにしていたんですね。
うまいこと歩けたときは、ものすごく快感になります。
結論▶自分に合う目的をさがす
結局、自分を知ることなんです。
先ほど書いたように、私はたぶん友達や家族とウォーキングをすると決められたら、楽しめないでしょう。
でも、誰かと歩くほうが楽しめる人もいるでしょう。
大自然の中で歩いた方が楽しめる人もいるでしょう。
ジムに行ったほうが続く人もいるでしょう。
毎日5km歩くのは辛くても、2km程度なら楽しめるという人ならいるでしょう。
ウォーキングが続かない、楽しめない……んじゃなく、これは自分のは合ってないな、これなら続く、と、どうやったら楽しめるかを毎日試行錯誤することが大切だと思っています。
1つの正解を見つけなくてもいい
別に1つの正解を見つけなくてもOKだと思っています。
毎日、読書をしなければいけないこともないし、毎日全力で歩かないといけないこともありません。
自分が飽きないように、今日は読書、今日は友達や家族と歩く。
……など、毎日変化させることもアリです。
マンネリがきたら、新しい靴や、ウォーキングウェアを買ってみる……とか、音楽を聴いてみるとか。
よろしければ参考にしてみてください。