接客していると、めちゃくちゃストレス溜まる…。ほんと、爆発しそう…。
そういう人は多いと思います。
私も過去に接客歴が5年ありますが、
接客やってると、マジでストレスで発狂しそうになるわ…
と思いながら、毎日通勤していました。
そこで今回は、誰もが100%、ストレスを解消できる魔法の方法を皆さんに紹介したいと思います!
…と言いたいところですが、
ぶっちゃけ、そんな魔法のような方法論はありませんw
当たり前ですよね。
誰しも、ストレス解消の本を読んだことがあるかと思いますが、
読んだとしても、「いやいや、そんな簡単にできねーよ」というのが本音だと思います。
ストレス解消法は、万人には通用しません。
ひとりひとり、その人に合った解消法があるのです。
とはいえ、私も悩みに悩んでいたので、本を読んで勉強しました。
10冊以上は読んだと思います。
そこで今回は、ストレスの溜まりやすい人と、私がやっていたストレス解消法を紹介したいと思います。
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もくじ
接客業はストレスがハンパない
接客業は、何かとストレスを感じやすい職業です。
その理由はやはり、人と接する職業だから。
朝は元気よく職場へ行けても、
- 意味不明なクレーム
- 突然キレられる
- 苦手な人へのセールストーク
- 常連客のご機嫌とり
の中で、だんだんとエネルギーが消耗されていきます。
私は、クレームと同じくらい「常連客の機嫌とり」が苦痛でした。。
そして、帰宅すると風呂に入るのもおっくうなくらい精神的にヘトヘトになっています。
話すことでエネルギーをもらえる太陽のような人もいますが、そんなお客さんは、ほとんどいないのが普通です。
それどころか、なかには、話せば話すほど理由もなく疲れてしまう人もいます。
(エナジーバンパイヤというようです)
このように、人と接する職業は非常に疲れてしまうのです。
ストレスを感じやすい人の特徴
では、接客でストレスを感じやすい人の特徴はなんでしょうか。
これには3つのタイプの人がいます。
仕事、またはコミュ力に自信がない
まずは、全般的に仕事に自信がない人。
あるいは、コミュニケーション能力に自信のない人。
仕事やコミュ力に自信がないと、その不安感から必要以上にストレスが感じます。
これは現実的に仕事のできる・できないという話ではなく、「仕事はそれなりにできていても、仕事に対して自信がない」人も同様です。
たとえば、小さい頃からコミュ力に自信がなければ、お客さんと話すことにストレスを感じますよね。
こういうった自分の思い込みまたは先入観から、必要以上にストレスを溜めてしまうんです。
人の顔色の変化に敏感
接客業は、常にお客さんのことを考えて行動します。
なので、共感力は接客をするなかでとても有効的なのですが、あまりに敏感すぎると膨大なストレスになります。
- お客さんの顔色の変化
- お客さんの心情
にまで、とにもかくにも読んでしまうはいませんか?
私もそうです。
お客さんのちょっとした表情が気になって、「嫌な思いをさせてしまっただろうか…」と必要以上に気にしてしまいます。
そして、家に帰ってもそのことが頭から離れないのです。
お客さんの顔色を気にする理由
どうして、人の顔色を過敏に気にしてしまうのでしょうか。
人の顔色をうかがってしまうのでしょうか。
その原因は次の2つです。
- (赤ちゃんの声や顔色の変化を察知するための)女性の本能的な能力
- 支配的な親に育てられたことで、顔色をうかがうようになった
もともと女性は、たとえ支配的な親を持たなくても、男性よりも相手の気持ちを察する能力があります。
これは、言葉を発せられない赤ちゃんの気持ちを、声や表情で読み取るために、女性に本能的に備わった能力だと言われています。
赤ちゃん相手にはいいのですが笑、その能力をお客さん相手にまで使うとめちゃくちゃ疲れてしまうのです。
何かと気にしやすい人
最後は、何かと気にしやすい人。
近年では、 HSPと言ったりもしますが、こういった人は他人よりも何かと過敏に感じ取ってしまうという特徴があります。
HSPというのは、病気ではなく、そういう「気質」を持った人のことを言います。脳が刺激に敏感に反応するのです。例えば人の顔色の変化とか、その場の空気といったものに敏感に反応する。だから、HSPは人と関わっているよりも、1人で行動しているほうが楽なんです。また、着ているものの肌触りとか、熱い寒いとか、そういった体感的なことにもすごく敏感です。
あとは、完璧主義者の人も要注意です。
接客業は、お客さん第一なので、自分の仕事が突然中断されますし、いろんなものが中途半端なまま仕事を進めなければいけません。
このような環境では、完璧主義のままだととてもストレスが溜まります。
https://jimi-setsu.com/naiko-books/
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私がやっていた接客でストレスを感じたときの対処法
では次に、私が実際にやっていたストレスの解消法を紹介したいと思います。
ぶっちゃけ、医学的にいえば運動したり大声出したり、趣味に没頭したりするのがいいらしいんですが、そんなものは、根本的な解決法にならん!!
一時の気休めにすぎん!!
ってのが、私の考えなわけでありまして…笑
だって運動しているときはよくても、終わったらまたクヨクヨ悩んでストレスになりますし…。
なので、そういった絵にかいたようなストレス解消法はほとんどやりませんでした。
私がやったのは、根本的なところから、悩みをなくすこと。
それは一切、反省しないことです。
悩んだり反省するから、ストレスになる
仕事が終わっても、仕事のスイッチをオフにしきれていないと、引きづってしまいます。
そして、ヘトヘトの中でクヨクヨ悩んで、ストレスを余計に自覚させてしまう。
「めちゃくちゃ疲れた」と自覚し、もっと傷口が深くなって心は疲れていきます。
私はその負のループの繰り返しでした。
関連記事→会話の「一人反省会」をしてしまう。
なので、それをさせないように、
- 受け入れる
- 反省せずにスイッチを切る
- 普通に生活を送る
ったのです。
①まずは、疲れを受け入れる
まずは、自分の「疲れた」という感情を受け入れます。
この感情を無視してしまうと、ある時、とつぜん涙が止まらなくなったりして、身体の悲鳴が出てしまいます。
なので、しっかりと「私は疲れている」と受け入れましょう。
ただし、感情的に受け入れると、悩みや反省になってしまうので、あくまでも理性的に受け入れます。
「理性的に受け入れる」とは、「ごはん食べた?」と聞かれたときに、「食べた」と事務的に答えるようなものに近いです。
(「疲れたーー!」ではなく、「自分は疲れている」…みたいな)
こんなちょっとしたことなんですが、これはマインドフルネスといって、精神をリラックスさせる、またはパフォーマンス力を向上させることにも繋がる効果的な方法です。
グーグルなどの世界的な大きな会社でも社員の精神状態を保つ方法として取り入れられています。
マインドフルネスの思考法について詳しく知りたい方は、反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」を一読するのをオススメします。
自己啓発本のようなタイトルですが、だまされたと思って手にとってみてください。
私はものすごく救われました。。
②反省せずにスイッチをシャットダウン
「疲れた」という自分の気持ちを受け入れたら、反省はせずにそのままスイッチを切ります。
「疲れた。いっぱいクレーム受けた。店長に叱られた。ーー以上おわり!」
こうやって、終了させます。
それ以上はまったく考えない。
それでも何かをクヨクヨ考えてしまうようなら、
「ここでいくら考えても、過去がどうにかなるわけではない」と諦めさせます。
③趣味に没頭。または普通の生活を送る
そして、ストレスをシャットダウンしたら、普通の生活を送ります。
このようにしていると、ほとんどストレスが溜まりません…というか感じないようになっていきました。
ストレスはうまく解消しないと身体に影響が出る
ストレスは放っておくと、かならず身体に影響が出ます。
私もかつて、月経が1年止まったり、不眠症で3日に1回しか寝れなかった時期がありました。
わけもなく涙が噴き出したり…。
生きているか死んでいるかわからないヘロヘロの状態でした。
そんな状態になる前に、自分のストレス解消法を見つけることが大事です。
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本当にダメな時は迷わず逃げよう
ただ、それでも本当にダメそうなら、今すぐ逃げてください。
無責任なことを言っているのは承知なので、あまり声高には言えませんが…。
転職すれば、給料は下がるかもしれませんが、今よりも働きやすい職場になる可能性もありますし、
完全に仕事を辞めても、一時の間はバイトや派遣でも生きていけます。
家賃が高いなら、シェアハウスを利用したり、実家に帰省するのもありです。
ちなみに、私は副業としてブログで好きなことばかり書きながら、毎月1万円は稼いでいます。(少ないですが)
他にも単発でイラストの仕事や、動画関係の仕事も少しだけやってみたことがあります。
こういったネット上の仕事は(食えてはいませんが)、接客するよりは精神的に負担がありません。
自分に優しく生きていきましょう!
https://jimi-setsu.com/naiko-books/