場面緘黙症でつらい…。10年以上苦しんだ私が克服した方法

自分自身への悩み
  • 無口な子と言われる
  • 家では話すのに、学校で一言も話さない

そんな人はいませんか。

私はそうでした。

幼稚園に入った頃から、ものすごい人見知りになり、まったくの無口になりました。

周りからは「無口な子」「静かな子」と言われ、ときどき言葉を発すれば「〇〇ちゃんが、しゃべったー!」と大騒ぎされる。

そして、余計に話さなくなる。。

悪循環でした。

でも今では、一般人と変わらないくらい普通に話せますし、人とのコミュニケーションが主の接客業も5年以上つづけることができました。

今、場面緘黙症に苦しんでいるあなたも、このレベルには克服できるようになります。

そこで今回は、私が実際にやってきた無口克服法を書いていきたいと思います。

 

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場面緘黙症とは

場面緘黙(かんもく)は、学校や職場など特定の社会的場面で話すことができないという症状のある精神疾患です。すべての場所で話せないというわけではなく、家庭など他の場所や場面では問題なく話すことができます。場面緘黙は性格によるものや「自分の意志で話さないことを選んでいる」わけではありません。たとえ話したい、話すことが必要だと思っていても話せないという疾患です。 「緘黙」という言葉から「話せない」という言語的な症状に注目されがちですが、話せないのと同時に身体が固まってしまう、思うように動かせないという「緘動」の症状が伴うこともあります。

(出典/LITALICO仕事ナビ)

 

場面緘黙症の原因

詳しくはわかっていませんが、幼少期に引っ越しなど、環境の変化によって発症する可能性があると言われています。

私も幼稚園を1回変わっていましたし、小学校は幼稚園のある場所と区域が違っていたため、小学校では周りが誰一人知らない人たちだったり…と小さい環境の変化はいくつもありました。

これが原因かは不明ですが。。

そういった突然の環境の変化に対し、敏感に反応してしまう子どもは、場面緘黙症になりやすいとされています。

 

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場面緘黙症のつらさ

落ち込む

場面緘黙症のつらいところ、それはいくつもあります。

 

外に出ると、なぜか話せない

まずは、外に出るとなぜか話せないこと。

場面緘黙症の人は、外に出たり、ある特定の場所に行くと、金縛りにあったのごとく話せなくなります。

自分でもなぜだかわからずに、家に帰ってから自己嫌悪することも多いです。

 

少し話したら「しゃべった!」と大げさに言われ、また話せなくなる

幼稚園なら無口でも乗り越えられますが、小学校に入れば、完全な無口はムリです。

なので、小学校にあがると、「うん」とか「ありがとう」とかいう短い言葉から話し始めます。

 

ただ、子どもは素直なので、それまで無口だった子が一言発したりすると、

「〇〇ちゃん、しゃべったー!」と大げさに言われます。

コソコソ言う人も多いです。。

 

それがトラウマとなって、再び話さなくなります。(小学生のころの私ですね)

 

ほんとは話好きなのに、「静かな人」と言われ続ける

場面緘黙症=話しベタではありません。

彼らは学校など、外で話せないだけで、家族や親友といるときはめちゃくちゃテンション高いという人も多いです。

私もそうで、家では「ちょっと静かにして!」と言われるくらい話していました。

なので、成長するにしたがって、学校で静かにしていることが辛くなるときもありました。

 

コミュ力が落ちる

素がいくら話好きであっても、場面緘黙症は一般の人より話す時間が少ないのは間違いありません。

家で家族と話す時間があるうちはいいのですが、外に出ている時間が長くなると、話す時間が少なくなるので、コミュ力がだんだん落ちてきます。

私の場合、中学生や高校になって、部活で帰宅が遅くなると、親ともほとんど話さずに寝ることが多くなりました。

すると、コミュ力がどんどん落ちました。

学校でも家でも話さないんだから、そりゃあ落ちますよねえ。

 

「治ったかな」と思っても、突然発症する

歳をとるにつれて、場面緘黙症を少しずつ克服する人は多いです。

私もそうで、

幼稚園→完全無口

小学校低学年→短い返事ができる。仲のいい友達とは話せるようになる。

小学校高学年→大きな声は出せないが、誰とでも話せるようになる

中学生→普通

でした。

 

ただ、完全に治ったとは言い切れない部分がたびたびあります。

今でも、自分の無口時代を知っている人に出会うと、オドオドして話せなくなるからです。

 

自分でも原因はわかりませんが、

幼少期に経験した、

「〇〇ちゃんがしゃべったー!」

というトラウマが原因かなと思います。

 

一見、場面緘黙症を完治したように思えても、

こうした後遺症のようなものに苦しんでいる人は多いのが場面緘黙症の特徴です。

 

社会に出たら、完全に救いようがない

怒る

どれだけ無口でいても、子どものころはそっとしておいてくれます。

シャイな子だね〜と可愛がってくれる人もいます。

周りの大人が、私の言いたいことを代弁してくれるということも多かったです。

とはいえ、とはいえ、です。

社会に出たら、本当に救いようがないのが場面緘黙症。

 

大人になると、シャイではなく、

何考えてるかわからない、ただの無口な人

と周囲から思われるようになります。

 

私は接客業経験者ですが、

場面緘黙症だろうがなんだろうが、

「知るかそんなもん。声出せ、声!」

っていうのが社会でした。

社会出たら通用しません。

 

というのも、べつに「社会は厳しい」というマウントをとりたいわけではなく、

ただ単純に、多くの人にとって、大声を出すなんてことは、しごく当たり前のこと。

「大声を出す」=「ご飯を食べる」とか、「呼吸をする」レベルに何とも思っていない人も多いわけです。

苦手だろうが何だろうが、誰かにわかってもらうことはできないんですね。

とくに、上司や先輩にはムリです。

 

だから結果として、少数である私たちが、何とか自力で解決して、大勢に合わせないといけなくなるわけです。

 

もし学生の方ならば、コミュ力も大事だけど、大きな声出せるようにだけはしておくことをオススメします。

マジで苦労しますよ。

 

15年間、場面緘黙症に苦しんだ私がやった対処法

そんな場面緘黙症に苦しんできた私ですが、今ではほとんど普通に話せるようになりました。

道端で知らない人とでも普通に話せますし、男女問わず会話が出来ますし、接客業は5年やりました。

今、場面緘黙症に苦しんでいる人でも、このレベルには克服できるようになります。

そこで、場面緘黙症を治すためにやった対処法を書いていきたいと思います。

 

私がやった対処法はこちら。

  • 親と離れる
  • 話さなければいけない状況に身を置く
  • アルバイトをする
  • ひとり旅をする

 

①まずは親から離れる

まずは、親から離れましょう。

 

とくにまだ未成年の方なら、自分の話したいことを、親が代わりに言ってくれている…そんな人も多いと思います。

厳しいようですが、そのままでは、いつまでたっても克服できません。

 

場面緘黙症を本当に克服したいと思うのなら、一刻も早く親から離れてください。

助けてくれる人がいる環境は害悪です。

とはいえ、「今すぐ家を出ろ」と言っているわけではないので安心してください。

なるべく、親の手が届かない場所に行きましょうという意味です。

 

②話さなければいけない状況に身を置く

そして、話さなければいけない状況に身を置くこと。

最初から、かなり難易度が高いことを言うようですが、話さなければいかない状況に身を置くことーーこれは本当に大事です。

 

私は、小学校や中学校で自分から話かけて友達をつくり、無口キャラ・孤立キャラを克服しました。

それからも、大声を出すことはまったくできず、小さな声しか出せなかったのですが、

大学生のときにあえて接客バイトをやったことで、大きな声が出せるようになりました。

 

③アルバイトをする

接客する画像

一番いいのは、アルバイトです。

アルバイトをすると、強制的に声を出さなければいけない環境に身を置くことになります。

私もそうでしたが、何度も「声が小さい」と怒られました。

最初のころは、声どころかコミュニケーションもままならなかったです。

ですが、半年くらい続けると、バイト先の人とコミュニケーションがとれるようになり、次第と大きな声も出るようになりました。

 

こんなことを言うのはどうかと思うますが、

  • 大きな声が出せない
  • 無口

な人は、これから先、どこへ就職しても使いものになりません。

工場で働くとか、研究者になるとかなら話は別ですが…。

 

とはいえ、学生のうちは、ちょっとくらい無口でも大目に見てもらえます。

なので、就職前の今のうちにバイトをするのはめちゃくちゃチャンスなのです。

 

④ひとり旅をする

ちょっと難易度を下げたところで言うと、ひとり旅なんかもいいです。

私は旅が好きで、青春18きっぷで旅をして、旅先でいろんな人に話しかけたりしていました。

旅先で出会ったご婦人の家に泊めていただいたこともあります。

ただ、ひとり旅はよほど能動的に動かないとコミュ力が鍛えられないので難易度は高めかもしれません。。

 

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場面緘黙症は、ある程度は克服できる

今とてもひどい場面緘黙症の人でも、普通の日常生活を遅れるくらいには必ず克服できます。

一番大事なのは、自分から話しかけること。

15年苦しんだ私でも完治とはいきませんが、一つ一つ、成功体験を積み重ねていきましょう。

 

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