- 接客が怖い…。
- 毎回手が震える…。
そう思う人はいませんか。
私はそうでした。
お客さんを前にすると毎回緊張して手が震えたり、それを店長に指摘されて、余計にガクガクになってしまったり…。
こわいお客さんに目をつけられて、そのお客さんが来店するたびに恐怖心で胃が痛くなったり…。
もう接客なんてイヤ!!
こんな苦しい思いしてまでやるなら、いっそ逃げて辞めてしまいたい!
そう思ったことがあります。
しかし、私はある方法をして、接客に対する恐怖をゼロにしました。
そこで今回は、接客が怖くなる原因と、私が接客の恐怖から改善された方法を紹介します。
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もくじ
接客が怖くなる原因9つ
最初に、「接客が怖い」と感じる原因はこの9つです。
できていないことを、先輩や店長に怒られた
まず1つ目は、先輩や店長に怒られたのがトラウマになっていること。
接客をしていると、先輩や店長になにかと怒られます。
私も最初の頃は、「声が小さすぎる」「社会人としての常識がない」とさんざん怒られました。
職場によっては、ものすごくキツく言われたり、毎回嫌味ったらしくズキズキ言われたり、
中には人格否定されるほどの罵声を浴びせられたりする場合もあります。
それがトラウマとなって、接客に対し恐怖心を覚えてしまうことが多いようです。
人格否定されるような先輩や店長がいるような職場からは、逃げてください。
クレームにあった
接客をしていると必ずあうのが、クレーム。
ほとんど言われないような完璧人間でも、長年、接客をやっていると一度くらいはクレームにあうものです。
でも、クレームって本当に自信をなくしますよね。。
誰彼かまわずに怒鳴り散らすようなクレーマーなら「また変なのが来た」で済むんですが、
きちんと根拠や理由があればあるほど、落ち込んでしまうものです。
そうして落ち込んだときは、どんなに接客が上手な人でも、接客に対して怖いという意識が芽生えてしまいます。
お客さんに怒鳴られた。または、すごく嫌な顔をされた
はっきりとしたクレームではなくとも、お客さんに怒られたり嫌な顔をされるのは、とてもツライものです。
忙しい時に「早くしろよ」みたいな威圧的な態度とってきたり、あげくの果てにブチギレたりされると、一気に萎縮してしまいます。
怖いお客さんに目をつけられた
次もお客さん関連ですが、お客さんの中には「怖いお客さん」という部類の人間がいます。
- 態度が威圧的で、すぐキレるタイプ
- とにかく店員を怒ることで、ストレス解消したいタイプ
こういうモンスター客です。
そういったモンスター客に目をつけられてしまうと、店に来るたびに怒鳴られたたり嫌な思いをさせられることが多くなります。
毎回、同じミスをしてしまう
次は、毎回同じミスをしてしまうこと。
接客に限らず、仕事をやる中でいつも同じミスをしてしまう人は必ずいます。
お客さんに迷惑かけて、何度も指摘されているのに直らない。。
最初は店長に怒られるのですが、あまりに直らないとうんざりされて、最終的には職場で孤立する原因になります。
自分が嫌になるくらいの、大きなミスをおかしてしまった
どんなに完璧な人でも、ときどきはミスをおかしてしまうものです。
むしろ普段、仕事ができる人ほど、大きなミスが重なると立ち直れないくらい落ち込んでしまいます。
そうしたあげく、「なんでこうもミスばっかり…」と自分を責め、接客に対し恐怖心が芽生えてしまいます。
接客をすると、なぜか緊張してパニックになってしまう
次は、接客をすると、なぜか緊張してパニックになってしまう人。
- 出勤して、いざ店に立つと緊張で手が震えてしまう。
- 普段は普通なのに、お客さんの対応中だけ、言葉がしどろもどろになってしまう。
こういう人は多いと思います。
言うまでもなく、こういう人は毎回毎回、接客に対し恐怖を感じてしまいますし、緊張が引き金となってミスもおかしやすいです。
私の経験上、こういうタイプの人は「一番接客に向いていない」と常日頃思っています。
キツイことを言うようですが、接客以外の仕事に転職したほうが自分の力を発揮できると思いますよ!
酔っ払いのナンパや、セクハラ発言への拒否反応
次は、ナンパやセクハラ。
私は居酒屋通りで働いたこともあるので、めちゃくちゃわかるのですが、酔っ払いからのナンパやセクハラってかなり精神にこたえるものがあるんですよねー。
もちろん、最初はそれほどでもないんですよ。軽くあしらえる。
ただ、回数を重ねていくうちに「ウンザリ」してきて…
そしてある時、
何この人…。死ぬほど気持ち悪いんだけど!
っていう人に出会う。
そして、心の底から抵抗感を感じたら終わり。
拒否反応が爆発して、接客がイヤになってしまうんですよね。
接客女性あるあるだと思います。
なぜかお客さんから嫌われてしまった
最後は、なぜかお客さんから嫌われてしまう人。
接客をしていると、なぜかお客さんから嫌われてしまうタイプの店員さんがいます。
雰囲気や態度か…原因はよくわかりませんが、そういう人は普通の店員よりもお客さんからの逆風にあいやすいため、めちゃくちゃ働きにくいです。。
理由はわからないのに、お客さんからすっごくイヤな顔をされたり、そっけない態度をとられたり。。
そうして接客がイヤになってしまう人は多いです。
以上が、「接客が怖い」と感じる原因でした。
あなたに当てはまるものはありましたか?
私の経験談をかなり混ぜたので、けっこう共感したものがあったんじゃないかなーと思います。
接客してると、マジで心折れるよね…
どんな人であれ、接客をしているとマジで心が折れる瞬間があります。
そして、接客に対して抵抗が出てきて「辞めたい…」と思ってしまう。。
今思い出してもツライものです。
で、そんな時に私がやったことは何かというと、「完全無視」です。
私がやった対処法は、完全無視。割り切る
悩んでいることがあなたにとって不要なら、ぜんぶ捨ててください。
たとえば、夢や目標のために働いているのなら、それ以外のことは捨てましょう。
そうすると、今までクヨクヨ悩んでいたことがすべて見えなくなります。
なぜなら私がそうでした。
「お金のために働いているんだから、お金が貰えるんだったらべつにミスしたっていい。
お客さんと仲良くならなくたっていい」と考えたら、すべてがどうでもよくなったのです。
私は金のために働いていた
具体的に書くと、
私が当時なぜ働いていたというと、まあお決まりの答えですが、金のために働いていました。
金、金、金。
つまり、いくら自信をなくそうが、接客に恐怖心が芽生えようが、金以外はどうでもいいということに気付いたのです。
だからもう一度、原点に戻って、
金以外のことはさっぱりさっぱり捨てました。
すると、人間関係も接客のミスもどうでもよくなって、
どうでもよくなったからこそ、心がまったく折れなくなったんです。
反省しなくていい
こういうとき、「反省しなくていいの?」って疑問に思う人もいると思うんですが、
ぶっちゃけ、反省はしなくていいと思ってます。
なぜかというと、反省という作業は罪悪感が芽生えてしまうから。
罪悪感が芽生えると、人はその対象(接客)に対し、抵抗感が生まれます。
そして、その作業を行うこと自体が、怖くなってしまうのです。
つまり、今のあなたです。
社会は「鈍感な人間」が勝つ
社会というのは、良くも悪くも「鈍感な人間」が勝ちます。
なぜかというと、「続けたもの勝ち」だからです。
鈍い人は、陰口を言われていても気付かないため、何十年も同じ職場に居続けられますし、
その間にぐんぐんキャリアアップしていきます。
キャリアアップすると、今度は自分が職場で自由に振る舞うことができます。
陰口だろうが、クレームだろうが、めげずに続けた者が勝ちなんです。
自分を責めているのなら、責めずに肯定しよう
だから、反省せずに鈍くなる。
これが嫌な仕事との向き合い方です。
ただ、反省ってクセのようなものなので、「やめろ」と言われてもなかなか辞められないのが本音ですよね。。
私も、帰宅した後によく脳内反省会とかしていました。。
でも、反省がクセになっていると、傷口が広がり続ける一方なのでほんときついんですよね。。
なので、時間をかけてでもいいので、この「反省するクセ」を直す努力をしてみてください。
「大学生だからバイトしなきゃ〜」とかいうフワフワした理由で接客やっているのなら、さっさと辞める
とはいえ、です。
- 金とか目標とか、何の理由もなしにフワフワと働いている
- 「社会に出る前に一応バイトしとこう」という大学生
などは、速攻で辞めた方がいいと思ってます。
なぜかというと、接客なんてマジでいつでもできるから、です。
人手不足で、やり手いなさすぎな業界なので、ニートやフリーターからの就職も他の業種に比べて難しくないですし、やろうと思えばいつでもできます。
私も大学生のころに接客バイトやってましたが、社会に出てからも似たようなことをやっているので、ホントに時間の無駄だったな…と思いました。
大学生や高校生なら、接客以外のバイトをしよう
なので、大学生や高校生なら、今のうちに接客以外のバイトをするか、スキルを身につけておくのが賢い選択です。
スキルに繋がらなくても、変わったバイトとか面白そうなバイトとかたくさんやってみると良い経験になりますよ。
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接客は鈍感になったもんが勝ち
接客は人との距離が近いため、悩むことが多いですよね。
お客さんとトラブルが起きてしまい、トラウマになって「怖い」という感情が芽生えてしまうこと多くあります。
しかし、先ほども書いたように、良くも悪くも「鈍感」になったもん勝ちです。
まずは、考え方のクセを少し変えるようにして、それでも神経をすり減らしてしまうようなら転職をしましょう。