- 働いているときに職場に溶け込めていない感じがする。
- どうやって人間関係を作ったらいいかわからない。
- 職場で孤立している。
とくに新人のころはそういう時期があるものです。
私も過去に職場で孤立して、先輩方のグループに長い間入れなかった経験があります。
先輩方とまともに話をしたのは、入社から2ヶ月以上経ったころでした。
そこで今回は、
「職場で孤立するときの原因と対処法」を書いていきたいと思います。
もくじ
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職場に溶け込めない人は多い
入社から新しい職場で働く新人。
異動先で新しい仲間と仕事を始めるサラリーマン。
アルバイトを始めたフリーターや大学生。
新しい職場で働くのってとても大変ですが、仕事を覚えることよりも何よりも、
「職場の人間関係に溶け込めない」
「気づいたら孤立してしまっていた」
という人も多いです。
仕事を優先して、人間を疎かにしていた私
私もかつて職場で孤立してしまっていた時代がありました。
入社時にあまりにも覚えることが多すぎて、
「人間関係は別にいいや。先に仕事を覚えよう」と人間を放ったらかしにしていたら、
入社後2ヶ月間、完全に孤立。
もともと人見知りで、友達からも最初は話しかけにくいと言われるタイプだったので、それもあったのかもしれません。
しかし、
先輩には多少無視されるわ、
上司からも仕事のこと以外で口は聞いてもらえないわ、
今思えば、完全に嫌われていましたね笑
職場で嫌われた時の対処法。2ヶ月以上、無視された私が答えます
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しかし、2ヶ月を過ぎたあたりから、多少なりとも努力して職場に溶け込めるようになり、
冗談を言い合える関係になりました。
その経験から学んだことはたくさんあります。
そして、私と同じように孤立して辞めていく人たちを見ていて、
とわかったこともたくさんありました。
職場に溶け込めない5つの原因
自分が原因の場合もあれば、職場自体に原因がある場合もあります。
①よそ者を受け入れにくい職場だから
職場に溶け込めない原因は、必ずしも自分にあるとは限りません。
その中の一つとして、
職場自体が、よそ者(新人)を受け入れにくい雰囲気だという場合があります。
- 新人に厳しい職場
- 新人を話のネタにする職場
私がかつていた職場では、こういう2つの点がありました。
1.新人に厳しい
まずは、単純に新人に厳しい職場であること。
というか、新人に対して初めから求めるラインが高い職場です。
一回でもできないと、怒る。
新人にできないような高度なこと、無理なことを最初から強制される。(「この仕事を5分で片付けて!」など)
もちろん、仕事としては正しいのですが、これでは新人の息がつまります。
結果、このような職場では、辞めていく人が後を絶ちませんでした。
2.新人のことを話のネタにする
そして、2つ目。
新人のことを話題にする職場。
これも私がかつて働いたことのある職場です。
というか、私が孤立していた時代にいた職場のことですが、
どういうことかというと…
先輩方同士に話す話題がないために、
新人が入ってくるたびに、その新人のこと話のネタにして、
笑いあっているような職場です。
いわゆる主婦同士の陰口大会ですね。
陰口を言うのは勝手にすればいいのですが、
この陰口は、古参者の結束力は強まる反面、
新人との溝がひらくばかりになってしまうのです。
やはり、
- 自分が陰口を言われている
- 孤立している
というのは、新人は自然と感じ取れるものなのでしょう。
そうして結果的に、
いつまで経っても新人が溶け込めないという職場環境をつくってしまっていました。
私が入社した後で、何人の新人が辞めていったかわかりません。
②上下意識の強い先輩だから
次は、単純に上下関係に厳しい、
上下意識の強い先輩が多い職場だという原因です。
先輩の中には、
というスタンスの人がいます。
こういう人はプライドが高いので、
機嫌とりをしたり、自分から愛されてキャラになって話しかけないことには、いっこうに口を聞いてくれません。
ええ。私も何度も悩まされました。
なので、自分から話しかけに行きましょう。
③人見知りの激しい先輩ばかりだから
そして、3つ目。
溶け込みづらい職場には、
人見知りの激しい先輩の集まりという場合もあります。
私は最初の3ヶ月くらい、特定の先輩からほとんど無視をされていたことがあります。
しかし、長く勤めてわかったのは、
その先輩は職場内でも問題視されているくらい、
かなりの人見知り屋だということでした。
見た目は、とっても華やかな人だったので「まさか」と思いましたが、
まれにこういう事もあります。
④あなた自身が溶け込みにくい性格や態度をとっている
そのほか、職場に原因がなくとも、
あなた自身に原因がある場合があります。
その1つとして、
あなた自身が、周りの人達に溶け込みにくい性格をしている、
または、そういう態度を取っている場合。
当たり前ですが、
可愛げもなく、とっつきにづらい人間に対して、周りは親切にしてはくれません。
- 可愛げがない性格
- 人見知り
- とっつきづらいと言われる
- 仕事に対して手を抜いている
- 職場の人間のことを「どうでもいい」と思っていて、それが態度にあらわれている
- チーム意識がなく、自己中心的
この中の1つでも当てはまるならば、
あなた自身に原因がある可能性が高いです。
ちなみに私が職場で孤立していた時は、この中のすべての項目に当てはまるような行動や態度をとっていました。笑
あなた自身が仕事ができない
最後に、紹介するのは、
仕事ができないゆえに孤立している人。
他人よりも遅れをとっていたり
ミスするがために、周りから嫌われてしまっている人です。
どこの職場にも1人はいますよね。
こういう人はそもそも、
現在勤めている会社や職種自体が向いていない可能性があります。
こういう人の場合、問題は人間関係ではなく、仕事のできるできないなので、
職場に溶け込むことよりも
転職を考えたほうがいいです。
私も昔、農家の収穫バイトをやりましたが、とことん向いておらずに1週間も経たずに辞めて正解だったことがあります。
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職場に溶け込めない人の対処法5つ
では次に、職場に溶け込めない人の対処法を書いていきたいと思います。
①気にしない
まず1つ目は、気にしないこと。
どれだけ陰口を叩かれようが、嫌われようが、
最初だけです。
普通に話していて、最低限のマナーもルールも守っているのに孤立している。
そんなあなたのことを叩く人は、ようは受け皿が小さいのです。
新しい人を受け入れることができない頭の固い人。
なので、時間が経って、
新しい新人(問題視)が入社してきたり、大きな問題が起こったりすると、
あなたのことは話題にのぼらず
すぐに忘れさられます。
そして、あなたがいることに慣れてきた周りは、
あなたを「変なやつ」というポジションで、受け入れてくれるでしょう。
それまで耐えてください。
私も気にせず通勤していたら、
そのまま「変わり者」として
自然に受け入れられていました。
あなたが変わり者でも、半年くらい一緒にいれば、周りも慣れてくる
だいたい、周りが「受け入れムード」じゃないのに、自分を押し出すことなんてなかなかできません。
とくに私のようなコミュ症で引っ込み思案には辛いです。
周りの環境に合わせる努力をしつつも、
相手が自分に慣れてくれるまで気にせず我慢してみてください。
②先輩や同僚に自分から話を振ってみる
2つ目、先輩や同僚に話を振ってみましょう。
あなたの性格や態度に問題がある場合、あなた自身の意識を変えなければいけません。
なので、一番話しかけやすそうな先輩にでもいいので、自分から話しかけてみてください。
単純な方法ですが、かなり変わりますよ。
③一人だけでもいいので、話せる人をつくる
3つ目は、一人だけでいいので話せる人をつくること。
一人でいいので
気軽に話せる同僚や先輩をつくる努力をしましょう。
これをオススメするのには、2つの理由があります。
- 自分の息抜きになる
- そのたった一人から、和が広まる可能性がある
からです。
先輩と仲良くなったら、和が広まった
何度も書いているように、私はかつて職場で完全孤立しながら働いていました。
毎日、「どうしよう…」「仕事、行きたくない…」と胃が痛くなりながら通勤していたとき、
たまたま(別の時間帯に出勤している)
とある先輩とめちゃくちゃ仲良くなったんです。
そうしたら、その先輩が私のことを「良い子だよ」といろんな人に話してくださっていたらしく、
そのおかげで、
私の直属の先輩や上司が、かなり親しく話しかけてきてくれるようになりました。
ある意味、汚い手法かもしれませんが、
一人でもいいので気軽に話せる先輩や同僚をつくること!
これオススメです。笑
④一生懸命、仕事をする。仕事で成果を出す
最後は、
一生懸命、仕事をすること。
人間関係で陰口を叩く人も多いですが、
労働というのは結局チームワークで成り立っている場合がほとんど。
なので、仕事現場において最終的に一番煙たがられるのは、
コミュ症な人やとっつきにくい人ではなく、
仕事ができなくて他人の足を引っ張る人、
仕事を舐めている人です。
私の経験だけではなく、他の会社でも
こういった部類の人は嫌われて孤立しているという話をよく耳にしますよ!
なので、
- バイトだから手を抜く
- 金さえもらえれば後はどうでもいい
という人はそういう考えを改める、
もしくは周囲に見破られないようにすることをオススメします。
- ルールを守る
- チームに従う
- まじめに仕事に取り組む
このように最低限の仕事を完璧にこなすと、
周囲は何も言えません。
ぶっちゃけ「信用」をつくればいずれは受け入れてもらえます
結局は、「仕事ができる」という「信用」を職場でつくれれば、
受け入れてもらえます。
どんな人でも、最終的にはお金。
まれに「仕事が好きだから働いている」という人がいますが、
ほとんどの人は、家族を養ったり、
自分が生きるために働いているので、
仕事がスムーズに進められれば、それ以上の文句は言われないはずなのです。
とくに男性の職場ではこれで事が終わります。
しかし、女性の多い職場ではそうはいきません。
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仕事ができていても溶け込めないのなら…
仕事ができていても溶け込めないのなら、
- 女性が多い職場なので、共感を重視している
- 暇人の集まり
だからです。
女性は成果よりもチームワークを意識してしまう生き物
女性は仕事の成果よりも、チームワークを重要視する傾向があります。
なので、いくら仕事で結果を出したとしても、人間的に問題があれば陰口を叩かれますし、最悪イジメが起きます。
それは、看護婦の職場を見ればわかりますよね。
差別するわけではありませんが、
パートの主婦が多い職場で陰口が多いのは、こういった原因があります。
しょうがないといえばしょうがない
これは女性の本能的なものなので、しょうがないといえばしょうがないのです。
これに対抗するには、
私のように何ヶ月も無視されても気にならない鈍感ハート持つか、
女社会を汚く生きぬいていく度胸をつけましょう。
労働環境を変えると、良い方向にガラリと変わる可能性がある
ただ、会社をかえたり、職種かえたりして、根っこの部分から労働環境を変えることによって、
良い方向に変わる可能性はあります。
ちなみに私は1つ目の会社は孤立状態でしたが、転職して別の会社に移ったら、
入社後数日で職場に溶け込むことができました。
最初の会社は3年勤めましたが、「さっさと転職すればよかったなあ」と後悔したものです。
これも運といえば運なので、絶対オススメという方法ではありませんが、
やはり本当に辛いなら会社を変えることも選択肢の1つに入れておくべきだと思います。
そもそも、「まあいっか」と何十年もダラダラ勤めてその会社の色に染まってしまう可能性もありますしね。
私も、1つ目の会社にいた時は、おばちゃん達の陰口グセがかなり染み付いてしまって本当に虚しくなりました。
がんばってください!