- 頑張りすぎて疲れてしまったとき
- 目標や理想を手放したいとき
ってありませんか。
今回は、そんなときにおすすめな、
- あえて諦める
- 執着を捨てる
- 頑張らない
ための本を紹介します。
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もくじ
諦めたい・執着したくない
世間では、高い目標に向かって前進することが美徳とされたり、
また、それができる人ほどもてはやされているように思います。
そうやって世間と同じように、何か大きな目標に向かって挑んでいる人も多くいるでしょうし、
また、明確な夢や目標というものがなくても、
自分の中で何か理想像のようなものがあり、それを少なからず意識しながら生きている人はいると思います。
(たとえば、「立派な親にならなくては」「恋人がほしい」など。)
こだわるほど苦しくなる……
そういう何かにこだわっている人ほど、ふとした瞬間、
「なんだか疲れたな……」
「本当にこれで正しいのだろうか」
「ただ洗脳されているだけなんじゃないか?」
「執着をなくしたい」
と迷うことはありませんか。
多くの人は目標を達成することはできないでしょうし、また、理想とする自分にもなれません。
理想の自分になれない自分とのギャップに苦しみ、
「階段を上っている途中だけど、へとへとになって疲れてしまった」…という人は多くいると思います。
そういったときに読んでいる本がいくつかあるので、書いていきたいと思います。
あきらめるためのオススメ本
ブッダの言葉
何かに執着しすぎて疲れた時には、ブッダ関連の本を読のがおすすめです。
ブッダのことばを読むと、「こんな昔でも同じ悩みを持っていたんだな」と驚くくらい、現代に生きる私たちの悩みに通ずる事ばかり書いてあります。
とくに、「欲望や執着を棄てる」ことについて多く書かれているので、現実と理想のギャップに疲れた人にブッダの本は最適です。
▼こちらは、「超訳ブッダの言葉」に書かれているものです。
欠乏感は増幅する自分の内側を見つめるのを忘れると、知らないうちに君の心には、欠乏感のブラックホールが開いて、「欲しいよう、足りないよぅ、もっともっと」と、求めてもがきまわる渇愛が増幅する。
まるで、林の中でバナナを探してあちこち飛びまわる猿のように、君の心はあっちとっちともがきまわりグルグルと輪廻して、死んですら気の休まることがない。
法句経334
(出典/超訳ブッダの言葉)
読みやすい「超訳ブッダの言葉」を読むでもいいですし、マンガの「生きるのがつらいときに読む ブッダの言葉」を読むでもいいかと思います。
とにとかくにも、「自分が何かに執着し過ぎている」と思ったときは、数日間ブッダのことばを何度も繰り返し読むと、客観視できるようになります。
執着しないこと
「ブッダのことば」が響いた方はこちらもおすすめです。
スリランカのお坊さんアルボムッレ・スマナサーラさんが「執着しないこと」に関して説いた本です。
「ブッダのことば」は確かに納得できるけど、大昔の人に言っていることだからちょっとなあ…
という人は、このアルボムッレさんの本から読んだ方がとっつきやすいかもしれません。
この方は他にも何冊も本を出されていて、昔悩んでいたときにかなり読み漁った記憶があります。
タモリ学
なんだかんだ3年に1度くらい読み返している本です。
- 夢や希望や向上心を持たない
- 反省もしない
そういったタモリさんの生き方や考え方はブッダのことばと少し通づるものがありますが、
より現実味があるといいますか実用的といいますか、
納得して救われる部分が多いです。
あやうく一生懸命生きるところだった
有名な本なのであまり紹介する必要はないかもしれませんが、
三浪して名門美大に入ったくらい頑張り屋の著者が、
40歳目前に退社、一生懸命生きることをやめて書いたエッセイです。
読むと肩の力が抜けます。
著者は韓国の方ですが、韓国社会にも、著者の考え方的にも、日本人と似ている部分が多くあり、スッと入ってきます。
がんばらない戦略
戦略としてあえて「がんばらない」ことをすすめている本です。
「諦める」系の本は、経験を書く自己啓発書や、思想を並べたりするエッセイ本が多いですが、
本書は「いかに頑張らない」……つまり「意志の力を諦めて、習慣化させるか」を書いた実用的な本です。
タモリさんも、「頑張ると疲れる。疲れると続かない」と言っています。
▼ちなみにこちらは、大きなことをやろうとせず、小さいことから習慣化させるためのおすすめ本。
意志の力に頼らず、頑張らず、コツコツと習慣化するための助けになります。
目標が高すぎて挫折しやすい方におすすめです。
諦める力
こちらは有名な本ですが、諦めることについて書いた本です。
著者は自分の経験から、自分に向いていない場所で戦うのはやめて、得意な場所で戦って結果を出すことを推奨しています。
諦めの価値
作家の森博嗣先生の本です。
叶わない目標に執着し続ける人におすすめです。
あきらめると、うまくいく
「諦める力」と同じく、こちらも諦めることを前向きに肯定している本です。
「諦めること」に対し、背中を押してくれます。
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おわりに
以上が、「諦める」ことについて書いてある本でした。よかったら参考にしてみてください。