- 読書を習慣化したいけど、夜は疲れて寝てしまう
- 疲れていると、本の内容が頭に入らないことが多い
こんな人はいませんか。
私はそうでした。
私はずっと電子書籍や紙の本を目で読んでいる人間でしたが、
- 疲れていると寝オチしてしまう…
- 日によって集中力の差が激しく頭に入りづらいな…
と悩んでいました。
そこで本格的に始めたのが耳読。
アマゾンのAudibleやaudiobook.jp
など、名前は聞いたことある
という人や、
一度入会して辞めてしまった…なんて人も多いと思います。
私も以前はそんな「耳読つまみ食い」人間でした。笑
でも、私はこれらを本格的に日常に取り入れたことによって、読書量が2〜3倍に増えました。
とくにウォーキングの時間に耳読をすることによって、習慣化されました。
そこで今回は、
- ウォーキング中の耳読の効果
- 私のやっている耳読の方法
を紹介したいと思います。
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もくじ
読書を毎日継続するのはむずかしい…
読書を毎日継続するのって難しいですよね。
目でする読書は、その日の体調や疲れ具合に左右されてしまいますし、なかなか集中力も続きません。
私はまったく読書習慣のない人よりは読んでいる方だと思いますが、
毎月図書館で10冊の本を借り、返却日ギリギリまで溜め込んでしまうことも多いです。
「返却日間近だ!」と焦り出してやっと読み終わります。
ダメ人間ですね。
オーディオブックを聴きながらの生活を始めてみた
そんなわけで、目で追う読書だとなかなか習慣化が難しい、日によって頭に入らない日がある…ということで、耳読にチャレンジしてみました。
スキマ時間に耳読を取り入れるだけで読書時間が増えた
まずは、日常のスキマ時間に、耳読を取り入れてみました。
- 料理中
- 皿洗い中
- 洗濯ものを干すとき、たたむとき
- 掃除、片付け中
- ストレッチ中
- 趣味の間
などです。
最初は面倒くさかったです。というか正直、今でも面倒くさいです。
ただ、とにかく癖をつけるために、耳の空く単純作業を始めたら、Bluetoothイヤフォンを耳に差し込んで片っ端から聴くようにしています。笑
「面倒くさそう」って思われるかもしれませんが、
正直これをするだけでも、桁違いに読書時間が増えます。
本当に今まではなんだったのか…ってくらいです。
単純作業に費やす時間が多い人ほど、読書量が爆発的に増える
とくに1日の中で、家事・通勤時間などの単純作業が多い人ほど、めちゃくちゃ読書時間が増えます。
私も「皿洗い」や「洗濯もの干し」なんてできればしたくないとは思っているんですが
- 小さな台所なので食洗機を置く場所はない
- 乾燥機つきの洗濯機も当分買えない
…ってことで
一日のなかで、家事に費やす時間がそれなりに多いんですよね。。
でも、だからこそ、
その時間に耳読を活用したことで、読書時間がめちゃくちゃ増えました。
最低でも2倍速以上で聴くので余計に。
正直なんで今まで料理中に耳読してなかったんだって後悔したくらいです。
つまり、通勤や家事など「耳の空いた単純作業」が多い、一見忙しい人ほど、
「耳読に費やせる時間も多い」ということです。
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耳読で得られた効果2つ
私が耳読で得られた効果は次の2つです。
頭に入る
まず、耳で聴くのは目で読むより頭に入ります。
ちょっと難しそうな本でも、いざ耳で聴いてみると「あ、意外と難しくない」と思うものもありますし、
内容がそれほど難しくなくとも
- 専門用語が多い
- 歴史系で漢字の読み方が複雑
- 海外の人名のカタカナ多用
だと、目では読みづらかったりします。
そういうものは、目で見て読むよりも耳で聴いたほうが頭に入りやすいです。
私も最近、(幕末の)歴史の本を読んでいましたが、人物の名前が読めない、または頭に入りづらく途中で挫折し、耳読に切り替えた途端、頭にスラスラ入りました。
集中力がないときでも継続できる
目での読書と違い、耳読は
- 集中力がないとき
- 疲れているとき
でも、頭に入りやすいです。
私はよく、疲れているときでもとりあえずイヤフォンをつけて流していますが、なんだかんだ頭に入ってきます。
単語や、一部分だけでも聴き取れていると、「ああ、こういう話をしているのか」とわかるので、疲れているときでも聴きやすいです。
ただ、家事の合間は忘れやすく習慣化しづらい
とはいえ、スキマ時間の耳読は習慣化しづらいです。
耳読生活3ヶ月経った今でも、料理や洗濯の際に、よくイヤフォンをつけるのを忘れます。
なので、習慣化している…というよりは、思い出してやるようにしている…という感じです。
ただ、それでも習慣化しやすく効果があった時間があります。
それは、ウォーキング中の耳読です。
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ウォーキング中にオーディオブックを聴くだけで読書が習慣になる
ウォーキング中に耳読するなんて、頭痛くなって続かなさそう
…って思う方もいるかもしれません。
でも、個人的にいえばウォーキング中の耳読は一番習慣化しやすかったです。
- 家事の最中の耳読
- ウォーキング中に耳読
という習慣をほぼ同時にスタートさせましたが、家事の耳読は今でもよく付け忘れをすることがあるのに比べ、
ウォーキング中の耳読でイヤフォンを付け忘れたことは一度もありません。
「ウォーキングに行く時はイヤフォンをつける」という癖をつけていただけで、簡単に継続できました。
ウォーキング中の耳読が挫折しない理由
理由としては、私の推測ですが
- 時間が決まっているから
- 外なので誰にも邪魔されないからから
かなと思っています。
家事の合間の耳読は、家族がいれば邪魔が入りますし、時間もまちまちなことも多いので、よく忘れてしまうんです。
その点、ウォーキング中は完全に一人の時間ですし、歩く時間帯が大体決まっているので集中しやすいです。
そのうえ、一度始めたら数十分は歩くため、1日の中で一番長い読書時間にもなります。
歩きながら聴き取ることは可能?
ウォーキング中の耳読を継続するのが簡単なのはわかった。
- でも、ウォーキング中って危なくないの?
- 本の内容をちゃんと聴きとることができるの?
という疑問があるかと思います。
たしかに、ウォーキング中は事故に遭ったら危ないので、あまりにも遮音性の高いイヤホンやノイズキャンセリング付きのイヤホンをするのは危険です。
かといって、その2つの機能のないイヤホンをすると、本の内容が聴き取りづらくなります。
ですが、これらの問題は、
- 耳読の方法
- イヤホンの選び方
で解決します。
ウォーキング中の耳読の方法
これはできるだけ「人が読み上げたの文章を聴く」ということです。
現代は、「スマホの読み上げ機能」さえ使えば、kindle本などを耳で聴くことは可能です。
けれど、「スマホの読み上げ機能」のように自動で読み上げてくれるものは、
- 誤読が多い
- 抑揚がない
のでかなり聞き取りづらいです。
私も何度も「スマホ読み上げ機能」をウォーキング中に試しましたが、最初は聴き取れていてもだんだんとついていけなくなりました。
「歴史本」なんかは、本当に誤読ばかりで、
大阪城→だいさかき
孔明→ひろあき
と読まれてしまいます。
なので、ウォーキング中にはできるだけ有料の耳読サービスを利用しています。
ちなみに私が使っているのは、アマゾンのオーディブルとオーディオブック配信サービス - audiobook.jpです。
むかしはaudiobook派だったのですが、2022年に入って、オーディブルが定額聴き放題になり、月額1,500円で12万作品以上が聴き放題になったこともあり、最近はオーディブル。
プライムビデオやネットフリックスの映像コンテンツのように、聴いても聴いても時間が足りないくらいたくさんのコンテンツがある状況です。
ウォーキング中のイヤホンの選び方
次は、ウォーキング中のイヤホンの選び方です。
これはなんとも曖昧な答えになりますが、
- 遮音性が高すぎず低すぎないものを選ぶ
- 自分の耳の形に合ったイヤホンを選ぶ
ことです。
遮音性が低すぎると、集中できない
私はウォーキング中、有線のイヤホン使用しています。
▽私が使ってるのはこれ
- カナル型
- ノイズキャンセリングなし
- 遮音性はそこそこ
先がカナル型なので、ノイズキャンセリング機能がなくても
ある程度の遮音性があり、耳読に集中することができます。
反対に、Appleのインナーイヤー型イヤホンを付けてウォーキングしたことがあります。
(iphoneを買ったときに付いてくるやつです。)
音質はかなりいいんですが、
- 外の音が聴こえやすい
- 耳から外れやすい
ので本に集中できず、ウォーキングには不向きでした。
ただこれは私の耳の形もあるので、なんともいえません。
カナル型が苦手だという人もいらっしゃると思います。
ただ、当たり前のことですが
あまりにも外の音が聴こえやすく、外れやすいイヤフォンは耳読ウォーキングに不向きです。
コードのあるものを選ぶ
あと、個人的に思ったことですが、
線(コード)があったほうがいいですね。
私は家の中ではコードのないBluetoothイヤホンを使っていますが、ウォーキングにはつけていきません。
やはり耳から外れて落ちる危険があるからです。
どうしても無線がいいという方でも、
Bluetoothイヤホン(無線イヤホン)の中にはスポーツ用にコードがついたものもあるので、そういうものを選ぶのをオススメします。
私も最近スポーツ用のBluetoothイヤホン買おうか迷っていた時期がありまして…、
(けっきょく普通の無線イヤホン買っちゃったんですが)
その時に「ほしいものリスト」に入れていたイヤホンを紹介しておきます▽
おわりに
以上、こんな感じで、毎日の耳読生活をやっています。
ぜひ、まだトライされてない方は、ウォーキング中の耳読を始めてみてください。