内向的な性格で、人と話すのが苦手。疲れてしまう…。
そういった悩み、ありますよね。
私も根っから内向的な性格で、人とちょっと話をするだけで、どっと疲れてしまいます。
できることなら
家族や友人・恋人以外の人とは関わりたくない
…と全力で思っているくらいです。笑
とはいえ実は、
接客業という、バリバリに初対面の人と接する仕事をしています。
なぜ内向的な私が接客業を出来るのか。
それはある1つの考え方をしているからです。
そこで今回は、私が実際にやっている、内向的で辛い時に乗り越えた方法・対処法を紹介したいと思います。
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もくじ
内向的な人とは
まず、内向的・外向的とはなんでしょうか。
この2タイプの違いは、生命エネルギーの作り出し方の違いにあります。
外向的な人は、初対面の人がたくさんいるにぎやかな場所ーーつまり外側からの刺激の多い場所に行くほどエネルギーが蓄えられる反面、
内向的は一人で本を読んだり、仲の良い友人と過ごしたりーーいわゆる安心できる場所でないとエネルギーが蓄えられません。
内向的で辛い原因3つ
①内向的な人は、刺激の多い場所に行くと疲れしまう
つまり内向的な人は、
- ハラハラする場所
- 初対面の人が多い場所
そういった刺激の多い場所に行くとどっと疲れてしまうのです。
②人と話すとどっと疲れる
内向的な人は、人と話すとどっと疲れてしまいます。
なぜかというと、もともと、内向的な人は外からの刺激が苦手です。
それは、単純に外からの刺激による疲労もありますが、繊細な気質で人より多くの情報を受け取ってしまうからという場合もあります。
- 今、相手が迷惑そうな顔をしたかも…
- こんなこと言わなければよかった
そんなことを考えながら会話をする人も多いです。
たとえば、外向的な人が1度の会話に対して10の情報を受け取るなら、内向的な人は50くらいの情報を受け取ってしまう…そうしてどっと疲れて果ててしまうのです。
③言葉ではうまく気持ちが伝えられない
内向的な人は、口で言葉を発するよりも文章で書いたほうが上手く気持ちを伝えられる人が多いです。
私も昔っから文章を書くのが好きで、小説を書いたり、いろんな人と文通したりしていました。
その反面、口で思いを伝えるのが苦手。
私は口論で勝ったためしがありません。
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【外に出ると消耗】内向的が生きるのが辛くなるのは当たり前【口で上手く伝えられない】
会話での失敗が多いうえに、人と接することで疲れるのですから、そりゃあもう必然的に、人と接するのがおっくうになるのは当たり前です。
学校に行こうが、仕事に行こうが、人と接するのが日常ですから。その上、飲み会とかあったら…もう死にますよね。
生きていること自体が辛くなるのも当たり前なんですよ。。
内向的で辛い時の対処法
それでもこの辛さをどうにかしたい。
だって、生きている以上、
疲れるにしろ何にしろ、人と接しなきゃ生きていけません。
そこで私がやっている方法はこれです。
ちょっとしたことでも「よくできた」と褒めること。
なぜ「内向的で辛い」と悩んでしまうのか?
- 人と話すと疲れてしまう…。
- うまく話せなかった…。
- 疲れるから、人と会いたくない。外に行きたくない。
内向型はそんな悩みを常に抱えていると思います。
でも、それって実は「外向的な人と比べて」いませんか?
接客業を5年やって、「やっぱり人と接するの苦手」と悟った私
冒頭にも書いたように私は、内向型が一番苦手としそうな職業の中で、ぜったいに5本の指に入るであろう接客業・サービス業を経験しました。
それを5年続けて気付いたのは、
やっぱり、人と接するのが苦手
だということ。
コンビニのレジ接客、自動車関係の受付係、イベントのスタッフなど、いくつかの接客を経験する中で、
もう本当に、とてつもなく、人と接するのが苦手だということ
を痛感しました笑
そんな中で、ふと考えました。
なぜ、私はこんなにも辛いのか。
どうして、こうも他人と接することに対して苦手意識を持ってしまうのか、と。
そして、ある事に気付きました。
その原因の1つに、
- 外向的のように上手くコミュニケーションがとれない…
- 少し会うだけでヘトヘトになる…
…そんな自分を責めている自分がいることがわかったのです。
実は、外向型と比較してしまっている
あなたが悩んでしまう根本的原因は、外向的な人たちと比べていることが原因の1つでもあるんです。
- 外向的な人と比べて、人と話すのが疲れてしまう…。
- 外向的な人と比べて、うまく話せなかった…。
- 外向的な人と比べて、自分は外に行くと疲れてしまう…。
外向的な人を「普通の人」だと思い込んでいる
つまり、外向的な人と比較しているので、自然と自分が思い浮かべている「平均的人間のライン」が高くなっています。
外向的な人間ーーいわゆる
- 他者と円滑にコミュニケーションを取れる
- 飲み会にも意識的に参加する
- 初対面の人ともすぐに打ちとけられる
- ずっとテンション高い
こういう人のことをあたかも「一般的な人」だと思い込んで、自分のことを「欠陥のある人間」だと思い込んでいるのです。
自分は彼ら「外向的」とは違う
そこで私は考えたのです。
いや待てよ、と。
私は外向的と比較して、自分を責めているけれど、
自分にとって彼ら(外向型)は、
同じ土台にさえのぼれないめちゃくちゃ高い山なのではないか、と。
よく考えてみたら、あんなふうに話せるわけない。
あんなふうに人付き合いも円滑にできるわけがない。
なぜなら、コミュ障だし、オタクだし笑、根っからの内向的だから。
比較する相手を間違っているのだ、と。
そして、比較する相手を「今までの自分」に変えたんです。
比較するなら「今までの自分」
それからは、たとえ会話に失敗しても「自分ならこんなものだ」と肯定するようになりました。
そして、大勢が集まる飲み会や、お葬式や結婚式などに出席しようものなら、
口下手のせいで非常識なことをどれだけ言い散らかしても笑、
「よし、よくやった。」「よく参加した」と褒めるようになりました。
こうして、自分への期待値を下げることで、以前よりも人と接することに対してのストレスが少なくなりました。
こうした考え方のおかげか、私はそれまで会話が終わったあとに一人反省会をしてしまうクセがあったのですが、それもまったくなくなりました。
メモ
どれだけ口下手でもOK。人付き合いが下手でもOK。
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内向的な人は、人付き相手が苦手で「辛くなる」自分を褒めてあげよう
生きていく中で、「人付き合い」という最大の試練から逃れることはできません。
ブロガーとかユーチューバーなど、ネットで稼いでいる人なら、他人と関わらずに生きていけるかもしれませんが、2つともそんな簡単に食えるようにならないのが事実ですよね。
YouTubeだって食えている人は1500人とかニュースで言ってたような、、。
だから、疲れても苦手でも、生きている以上は人と接しなければいけない。
自分の中で一番苦手で、おっくうな人付き合い…。それが強制だなんて、内向型にとっては地獄ですよね。
なので、「自分は人付き合いが苦手」だと割り切って、できるだけ自分を責めずに、自分を褒めてみてください。
人付き合いのおっくうさがゼロになるとは言えません。
疲労もゼロになるとは言えません。
しかし、「外向的な人に合わせようとしてムダに疲れていた」疲労は、かなりなくなりますよ。
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