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クリップスタジオペイントを5年以上使った感想を書き殴る【本音】

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クリップスタジオペイントを3年以上使った感想を書き殴る。

今回は、CLIP STUDIO PAINTを5年以上使ってみた感想を書き殴っていきたいと思います。

いいところも悪いところもどんどん書いていくので、

クリスタを買おうか迷っている人はよかったら参考にしてみてください。

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もくじ

クリップスタジオペイントとは

クリップスタジオペイント

セルシスが販売しているお絵かきソフトです。

初心者からプロまであらゆる人が使っていて、イラスト・マンガ・アニメなど幅広く制作することができます。

クリップスタジオEXを3年以上使っています

クリスタを使う

私はCLIP STUDIO PAINT EX5年以上使っています。

趣味で使っているときもあれば、仕事として使っていたときもありました。

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クリップスタジオペイントのいいところ

良いところを挙げるとこんな感じです。

  1. ダントツで描きやすい
  2. 初心者からプロまで使うことができる
  3. 機能が多い
  4. 情報も多い
  5. 素材も多い

①マジで描きやすい

漫画を描く道具の一覧画像

【CLIP STUDIO PAINT】の良さ第一位は、描きやすさですね。

他の無料お絵かきソフトや、あと私はフォトショップも使うことがあるんですけど、描き心地のダントツさはヤバいです。

クリスタを使うと他のソフト使えなくなるレベルです。

紙に近い感覚というとまた別なのかもしれませんが、線を引くごとに快があるといいますか、気持ちいいんですね。

どんなに適当に線を引いても、気持ちよく描くことができます。

とくにスマホ版のクリスタは、よりこの傾向が強い気がします。
せつ

筆とか効果とか含めると、フォトショの方が表現できる幅は広いと思うけれど、ペンタッチとなるとクリスタが一番だと思っています。

②初心者~プロ並みに使うことができる

2番目は、初心者からプロまで使うことができる点です。

(私の持っているCLIP STUDIO PAINT EXは2万円と少し高いですが)

一般向けのCLIP STUDIO PAINT PRO は5000円ととても安いです。

こんなに安いのに、初心者からプロまで使いこなせる機能がそろっています。

しかも、びっくりするほど機能が多いです。それは次に書きます。

③びっくりするほど機能が多い

文房具の写真

何度も書きますが、クリスタは機能が多いです。

何年も使っているのに、よく知らない機能とかめちゃくちゃありますし、

こんな便利な機能があったのかーと思うものがたくさんあります。

最近驚いたのは「線幅補正」とか、「囲み塗りツール」とか。

あと、EXだけにあるストーリーエディタというセリフを一括管理する機能もあります。

わざわざ手で入力しなくても、コピペで貼り付けできるので超効率的に制作できます。

反面、機能が多いので、覚えられない・わからないこともたくさんありそう…と思うかもしれません。

ですが、ほとんど…99%くらいは検索したら情報が出てきます。

これについては、次に書きます。

④わからないことがあっても、検索かければほぼ必ず答えが見つかる

世の中のフリーソフト・有料ソフトは、情報がほとんど出てこない…なんてことも一昔前はよくありました。

でも、クリスタに関しては違います。

私もけっこうマニアックというか、小さい悩みにぶつかることがあって、よく検索をかけています。

ですが大抵の場合、セルシスのサポートサイトに答えがあるので、本当に困らないです。

ツールの使い方からちょっとしたバグまで。

とくにCLIP STUDIO SUPPORTの中にある、CLIP STUDIO ASKでは細かい問題への対処法が見つかります。

わからないところ運営さんが回答してくれていたり、他のクリスタ使用者の回答があったりする、ようは知恵袋のようなものです
せつ

ググる面倒臭さだけどうにかすれば、大丈夫。

もちろん、自分から運営さんに質問することも可能です。

⑤素材もどんどん使える

クリスタには、

CLIP STUDIO ASSETSというイラストに使える素材配布サービスがあります。

しかも、商用フリーなので、商業作品(同人誌含む)にも使用可能。

これがけっこう…かなり役に立ちます。

たとえば、空を描きたいとき。

そういうときは、

雲のスタンプ素材をASSETSからダウンロードして

雲のスタンプ

青く塗った紙の上にポンポン置くだけで、

空

スタンプをおした空

それっぽい感じの空が出来上がります。

イラストレーターの人のように、一から十まで自分の手で完成させたい人にとっては「そんな手抜きな…」と思うかもしれません。

しかし、あくまで自分の言いたいことや、目的を伝える手段として絵を描くだけの人も多いです。

たとえば、ブログの挿絵とか、インスタでの宣伝イラストとか。
せつ

そういう簡易イラストを描く人にとっては、めちゃくちゃ便利なサービスだと思っています。

ちなみに素材は、

有料のものも有りますが、高くても1000円以下。

大抵は数十円〜数百円で買うことができます。

(※3Dのモデリング素材は、1000円こえることもしばしばあります。)

それに、無料素材だけでも、けっこう使うことができます。

ちなみに私はほとんど無料素材を使っています。
せつ

⑥マンガが描きやすい

まんが

あと、マンガ制作したい人にはこれ以上のソフトはないってところですね。

トーンから効果線、ふきだし…今まではアナログでやっていたことが一瞬でできるような素材や機能が、わんさかあります。

一通りマンガを描く機能がそろっていますし、3Dから背景を抽出できたり、あるいはアナログで描いた線を読み込むこともできます。

先ほども書いたように、EXでは便利なセリフ一括管理機能があります。

それに、年々機能は増えています。

去年のアップデートで、縦読みマンガを描くための機能がかなり追加されました。

こんなこと作り手のことを考えていなきゃできないし、時代にどんどん追いつこうとする姿勢も、すごすぎです。

クリップスタジオペイントのダメな点

次は、クリップスタジオを使っていて「ここはもうちょっと改善してほしい」と思った点を紹介していきたいと思います。

①3Dが使いづらい・重いときがある

個人的に思うのは、3Dが使いづらいということですね。

昔、学校で3Dソフトを習っていたせいか、どうにもクリスタの3Dには使いづらさを感じてしまいます。

「大体このボタンならこう動く」という3Dソフトの基本的な操作があるのですが、

それと比べると、クリスタはイラストソフトの中に3Dという機能が入っているという仕様のソフトなので、

勝手が違うといいますか。

あと、やはりイラスト+3Dだからなのか、ある程度のスペックのパソコンでも、3Dを使い始めると重くなるときがあります。

②3D素材が少ない

有料素材を含めても、3D素材が全体的に少なめなところ。

やはり、モデリングの難易度が高いのか、他の素材などに比べると圧倒的に数が少ないです。

そして値段も全体的に高いです。

ただ、個人的に値段が高いのはそんなに気にしていなくて、やはり問題は選択肢が少ないことかなと思っています。

私はクリスタの3Dは使いづらいとか書いていますが、使うこと自体に抵抗はあんまりない派です。

でも、あまり使っていない理由はこれですね。今の段階では、圧倒的に選択肢が少ないこと。

車でも、いろんな車の素材がほしいですし、建物でもそうですよね。

3Dでモデリングできる人なんかは、今すごく良いタイミングなんじゃないかなと思いながら見ていたりします。

偉そうなこと書いてすみません。でも本音なので。

これから増えてほしいです。

③EXの値段

ちょっと…と思うポイント第3位は、高い?こと。

クリスタには2種類あります。それは

です。

PROは5000円とお手頃価格なのに対し、EXは2万3000円とちょっと高いです。

この「高い」というのは、両者の値段を比べて大幅に差があるということで、機能面を考えるとぜんぜん高くは感じません。

実際、私はEXを使っていますが、

たぶん今クリスタを持っていない状態だったとしても、PROではなくEXの方を買いますしね。

というのも、イラストだけを描く人ならPROでもぜんぜんカバーできるのですが、

私のようにアニメやマンガを描きたいと思っている人には、PROじゃ足りない。

EXの機能は、マジで効率的で必須な機能ばかり揃っているんですよね。

それを考えると、2万円なんてぜんぜん出すって感じです。

ですが、学生が手を出そうとするとちょっと高いかなっていう値段ではあるので、ここで挙げました。

バイトやればすぐ買えますけどね
せつ

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「とくに使っている」「これがないとやっていけない」クリスタの機能・サービス

クリスタの中で、「とくに使っているな~」「おすすめだな~」という機能・サービスを挙げるとこんな感じ。▼

  • 描いた線の太さを調整できる機能(線幅調整)
  • 線が多少とじていなくても、選択できる機能
  • マンガ作品の一括管理機能
  • セリフの一括管理ができる機能(ストーリーエディタ)
  • CLIP STUDIO ASSETS(素材配布サービス)

(ぱっと思い浮かんだものを書いただけなので、忘れているものもあるかもしれません。)

赤線が引いあるのは、EXのみの機能です。

購入前の人はなんのことやらわからないかもしれませんが、とりあえずクリスタには便利な機能がいっぱいあるということです。

「これさえあれば困ることはない」というお絵かきソフト

surface proお絵描きソフトおすすめ

まとめると、クリスタ『これさえあれば困らない』というお絵かきソフトですね。

自分の絵にめちゃくちゃはこだわりのある人は、加工レベルの高いPhotoshopやら他のペイントソフトと組み合わせながら制作するようですが、

基本、95%の人はクリスタさえあれば困ることはないです。私も含めて。

アップデートで出来ることも増えているし、最近はアシストの素材もけっこう増えてきているので、どんどんPhotoshopに近い加工もできるようになりつつあります。

(私はPhotoshopにめちゃくちゃ詳しいわけではないので、細かいことはわかりませんが。)

趣味で絵を描き始めたいという人から、商業で活動したい人まで誰にでも使えるソフト
せつ

PROとEXはどっちを買えばいい?

ちなみに、クリスタ購入予定の人で、

PROとEXどっちを買えばいいか迷っている人は多いと思います。

なので最後に、はっきり2つの違いを言っておきたいと思います。

です。

まあぶっちゃけPROを買っても、後からEXにアップデートできるので、どっちから買おうが値段は一緒です。

ただ、もうすでに「マンガを描く」って決めてるのなら、EXから入ったほうが絶対いいです。

PROでマンガを描くのは、めちゃくちゃ非効率なので。

PROだといちいちセリフを入力しなきゃいけないし、1ページずつしか保存・管理できないし。

これはしみじみ思います。

なぜって私、最初はPROの機能だけでマンガを描いていた時期があったので。

今思えば、なんであんな非効率なことをやっていたのだろう…と思います。

マンガを描くならEXを買いましょ

なので、少しでもマンガ制作やアニメーション制作をする予定がある人なら、CLIP STUDIO PAINT EXを買いましょう。

ああでも、イラストだけの人は、CLIP STUDIO PAINT PRO でOKです。

EXの機能は、ほとんどマンガやアニメの機能ばかりなので。

イラストのみの人は、PROから入ってあとでマンガが描きたいと思った時に、EXにアップデート…でも遅くはありません。

それでも迷う人は、一度無料体験版のダウンロードをしてみるのもアリかもしれませんね。

おわりに

以上が、クリスタを5年以上使ってみた感想でした。

購入前の人がいらっしゃれば、よかったら参考にしてみてください。