生きている中で、
- ちょっとのことでクヨクヨして前に進むことできず生きづらい…
- 自分が嫌い
そう思うことってありますよね。
私もそうで、どうして自分だけこんなにクヨクヨ悩むミジンコのような人間なのだろう…そう思っていました。
あまりに悩んでいたので、100冊以上の本を読みあさり、どこかに解決法がないか探した時期もありました。
そこで今回は生きづらさに悩む人へおすすめの本を紹介したいと思います。
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もくじ
生きづらさに悩む人にオススメの本
カインー自分の「弱さ」に悩むきみへ
「弱さ」へ悩むあなたへ
哲学者の中島義道さんが、生きづらさに悩む子供たちへ向けた本です。
とはいっても大人でも読めます。
私は20代前半(大学生)にこの本を初めて読んだとき、「この本こそ自分あらゆる悩みの答え」だと思いました。
著者が哲学者ということもあってか、集団に溶け込めない人間の気持ち、集団における人間関係の闇・問題点を深掘りする力が凄まじい。
(そして、その問題を言語化する文章力・言語力もです。)
とくにこの本をおすすめするのは、
- 集団生活に溶け込めない・浮いてしまう人
- 集団に馴染んでいるフリはできるが、気持ち悪さを感じる人
- 親との関係で悩んでいる人
です。
生きている中で感じていたものの、自分では言葉にすることができなかった
集団の中での生きづらさ・葛藤の原因までも、的確に文章に表してくれています。
ただ、かなり癖があるので、合わない人はまったく合わないと思います。
合えば、人生で手放せない一冊になることは間違いありません。
絶望名人カフカの人生論
ネガティブすぎて救われるカフカの名言集
こちらの本は、世界的に有名な作家フランツ・カフカの名言集。
名言集といえば自己啓発本のようで毛嫌いする人も多いと思いますが、
この本で紹介されているのは、他の偉人のような凛々しくたくましい名言は一切ありません。
底抜けにネガティブな言葉ばかりです。
例として、その中の1つをご紹介します。
将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。
(引用/絶望名人カフカの人生論)
カフカの残した言葉はあまりにマイナス思考すぎて、逆に生きる希望や勇気をもらえます。
内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える
生きづらさに悩むあなたは、内向型な気質の持ち主かもしれません。
著者のスーザンケインさんによると、この世には「外向的な人間」と「内向的な人間」がいて、世界の70%は外向的な人間だそうです。
内向的な人たちは「生真面目」「弱い」「静か」と非難され、社会でその気質を認めらない。自分を抑え込んで生きています。
この本は、
- 人と会ったあとにとても疲れる
- 人ごみが苦手
- 言葉より文章で気持ちを伝えるのが得意
…など、内向的な気質を持つ人たちへ、
内向型なりの生き方、
内向的なあなたの力を発揮する方法を教えてくれます。
鈍感な世界に生きる敏感な人たち
よく人からこんなことを言われることはありませんか。
「あなたは繊細すぎなのよ」と。
そんなあなたはHSPかもしれません。
HSPとは
- 一度に多くの情報を感じ取ることができる
- 共感力が高く、相手の気持ちがすぐわかる
- 音やにおいなどに人よりも敏感
など、人よりも敏感に物事を感じてしまう人たちだそうです。
この本はそういった「繊細すぎて生きづらい」という人へ向けた処方箋になります。
反応しない練習
- 自分のありのままを受け入れて、無理をしない。
- 悩まずに今に集中する
という、マインドフルネス思考をやさしく教えてくれます。
かなり有名な本ですが、クヨクヨ悩むことの多い私にとってこの本が一番の処方箋でした。
日常生活で意識的に活用することにより、クヨクヨ悩む癖や自分を責める癖がなくなっていきます。
それでいい。自分を認めてラクになる人間関係
ブツブツ言いたかったら言えばいいんです。ムカつく時はムカついてたらいいんです。
精神科医の水島広子さんが、対人関係のネガティブな悩みに優しく答えてくれます。
- ネガティブな思考で悩んでいる
- コミュニケーションの取り方がわからない
- よく勘違いされる
これ一冊読むだけで、まるでカウンセリングを受けているかようなリラックスした気持ちになります。
漫画形式なので活字が苦手な人もさらっと読めますし、
人間関係に悩んでいる時、イライラしている時などに、ぜひ読んでみてください。
嫌われる勇気
ベストセラーなだけあって、だてではありません。
この本を読むと、物事への向き合い方・捉え方が180度変わります。
「生きづらさ」に焦点を当てた本ではありませんが、この本を読むと
もっと根本的な部分から私たちを解き放ってくれるでしょう。
一度読んだことがある人も、ぜひもう一度再読してみてください。
人間とは何かーマーク・トェイン完訳コレクション
「嫌われる勇気」にぐっときた人は、こちらの本もおすすめです。
トム・ソーヤの著者であるマーク・トウェインが「人間の心理」について書いています。隠れた名著です。
私は「嫌われる勇気」と同じくらいか、それ以上に救われました。
こちらの本も「生きづらさ」を解決するというよりは、人間に対する根本的な見方を変えてくれる本です。
あなたが生きる上での助けになるでしょう。
こんな僕でも社長になれた
起業家・家入一真さんの自伝です。
家入さんは起業するまで、引きこもりだったり、大学受験をやめたりと、「逃げてきた」と捉えられてもおかしくないような人生を送っています。
そんなダメダメな人生が描かれているからこそ、「カフカの絶望名言集」のようにこの本にはとても救われる部分があります。
最後に
以上が、生きづらさで悩む人におすすめな本でした。
よかったら手にとってみてください。
また良い本に出会い次第、どんどん追記していこうと思います。