- コミュ力を上げるために、接客業を経験しようと思っている
- ぶっちゃけ接客やったらコミュ力って上がるの?
という質問に答えていきたいと思います。
私は幼稚園〜学校半ばまで、(学校では)完全無口、
高校時代にもコミュ障のせいで友達がほとんどいませんでした。
しかし、社会人になって接客業に挑戦し、今までに約5年間の接客歴があります。
そこで今回は、そんな私が接客業をやるとコミュ力は上がるのか?について書いていきたいと思います。
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もくじ
接客業をするとコミュ力は上がる←これ半分ハズレで半分アタリ
結論から言うと、
接客業をするとコミュ力は上がります。
しかし、あなたの根本的な気質は変わりません。
これが正解です。
ちょっと深掘りしていきますね。
接客業をすると、強制的に会話をしなければいけなくなる
接客業をすると、イヤでも人と会話しなければいけません。
本当に苦手なお客さんなら、少しそっけなく対応したり…なんてこともたまにはありますが、基本的には逃げる場所はありません。
お客さんから何かを質問されたら、それに対し何かしら答えなければいけない。


たとえ、その時に失敗したとしても、落ち込むヒマもなく、次のお客さんがやってきます。
そしてまた、「今日はいい天気ですね」なんていう言葉をかけられます。
その繰り返しです。
反復練習になる
つまりですね、接客業をすると、ほとんど自然に会話の反復練習になります。
たとえば1度目に「うまい返しができなかったな」なんて思っても、すぐさま2度目に挽回することができるのです。
~第1ラウンド~
客A:今日はいい天気ね〜。
私:そ、そうですね。(やばい頭真っ白で何も言えない)
~第2ラウンド~
客B:今日は天気が良いね。
私:そうですよね。昨日はあんなに雨だったのに(さっきよりはマシかも)
~第3ラウンド~
客C:今日は天気がいいね。
私:そういえば、もうすぐ海開きらしいですね。
客C:あ、そうなの?また子供を連れていかないと。うちの子、海が大好きなのよ。
私:私もあそこの海には5歳のときから、母に連れて行ってもらってたんですよ。帰りにかき氷食べるのが楽しみで。
客C:そうそう、うちの子も、絶対にかき氷食べて帰るのよ。
まあ、3回も同じ話題を振られることは、ほぼありませんが。
それでも、何度も何度もお客さんと会話するため、たった数時間の間に会話の「失敗」と「改善」を何度も繰り返すことができます。
そのため、成功体験も生まれやすく、ほぼ強制的にコミュ力が磨かれるのです。

もちろん職場にもよる
とはいえ、どれだけコミュ力が上がるかは「職場」に大きく左右されます。
ひと口に「接客」と言っても、コンビニ、レストラン、雑貨屋、アパレル、居酒屋、コールセンター、受付、営業マンなどさまざまです。
その上、店舗によってお客さんの質が違いますし、働く時間帯や立地によっても変わってきます。
たとえば、チェーン店のレストランよりも、個人経営のレストランで働くほうが、
しっかりとしたマニュアルがない分、圧倒的にコミュ力が磨かれます。
コンビニでも通勤客の多い店舗より、酔っ払い客の多い店舗の方がコミュ力がアップします。世間話だけではなく、人生相談になったりもしますしね笑
なので、コミュ力が上がるとは言っても職場や働く時間帯等によってさまざまです。
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どんな人でも接客をすればコミュ力は上がる
とはいえ、どんな人でも接客をすればコミュ力が上がります。
これは間違いありません。
コミュ障な人がやれば、失敗経験も多くなるので、普通の人の倍以上に成長できるでしょう。
実際に、接客を始めたころはまったく話せませなかった私でも、2ヶ月も経てばお客さんと会話ができるようになりました。
半年もすれば、常連さんと冗談話をできるようになりました。
接客すれば、コミュ力上がる。
これは間違いありません。
ただし、接客やってコミュ力は上がっても気質は治らない
ただし、一つだけ治らないものがあります。
それは、気質です。
コミュ障は治っても、気質は治りません。
接客をどれだけやっても、内向的な気質は治らなかった
私はもともと内向的な気質で、
- ちょっと人と会うだけですごく疲れる
- 言葉で話すより、文字に書いた方が相手に伝えやすい
など面があるのですが、
これらはいくら接客業をやってコミュ力が上がっても一切かわりませんでした。
接客5年目でも、人と会うのはおっくうで仕方ないです。笑
接客業をやるとコミュ力は上がるが、本質的な部分はそのままだよ
それに接客をやったからといって、特別、人が好きになることはありませんでした。
人と会って会話をするくらいなら、スマホやパソコンいじっていた方が良い。
と今でも思っております。だからブログ書いてるんですけども。
つまり、接客業を何年やっても根本的な気質はかわりません。
これは、ロングスリーパーがいくら頑張ってもショートスリーパーになれないのと同じ理由だと思います。
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コミュ力上げたいなら接客業やるのはオススメ
ただ、
- コミュ障から抜け出したい。
- 会話に自信をつけたい。
こんな人には、ぜひ接客業をやるのをオススメします。
やはり、接客業をやるとコミュ力は嫌でも上がります。
どんな人であっても、接客業をやると今の状態よりは絶対にコミュ力が上がります。
それは先ほども書いたように、接客業をやるとほぼ強制的に会話の反復練習ができるからです。
接客業でコミュ力を上げたいなら、「感情職場」を選ぼう
もし、コミュ力を上げたいなら、
ロボット店員より感情店員を求める職場にしましょう。
接客業にはロボット店員と、コミュニケーション店員がいる
接客業には、スピード重視・質重視のお客さんが多い職場と、
時間に余裕があり、店員との会話や人とのコミュニケーションを求めるお客さんばかりの、感情職場があります。
前者は、なんでも完璧に素早くこなすロボットのような接客が求められますが、後者はコミュニケーション重視の接客が求められます。
たとえば、前者は
- 急いでいる客が多い
- 失敗にうるさい客が多い
- 通勤客の多いコンビニ、大手レストランチェーン、カラオケ、受付係
後者は、
- 常連客が多い。というか、常連客で守られているような店
- 失敗にやさしい客が多い
- 個人経営の喫茶店やスナックなど
ですね。
ロボット店員を求める職場で働くと、お客さんとの接触は比較的最低限になるので、コミュ力はそこまで磨かれません。
コミュ障から脱出したい方は、いいかもしれません。
反対に、店員とのコミュニケーションを求める職場は、お客さんとまるで友達のように仲良くなる場合もあるので、バリバリにコミュ力が磨かれます。
コミュ力をとにかく上げたい人はオススメですね。
個人経営やスナックじゃなくてもOK
感情職場の代表例として、個人経営の店やスナックの書きましたが、
レストランチェーンでも朝型などの客が少なく常連客が多い時間を選ぶと、まるで個人経営の喫茶店のような雰囲気になります。
コンビニでも、居酒屋街に面した店舗だと、酔っ払い客も多いので同様です。
このように、働く場所と時間帯を考えると、チェーン店でもコミュニケーション力は磨かれますよ。
線引きは非常に難しいのですが、できるだけ感情職場に近い職場を選ぶといいですよ。
かなりの重症のコミュ障から抜け出したい人へ


そういう人も多いと思います。
かなり重度のコミュ障の人は、いきなり接客バイトをするのは抵抗ありますよね。私もそうでした。
そんな方には、意外かもしれませんがリゾートバイトがいいですよ。
リゾートバイトというと、明るくコミュ力の高い大学生〜20代がやるイメージですが、
実は、コミュ障の人でもリゾートバイトをしている人はかなりいるんです。
とくにリゾートバイトのナイトスタッフという求人は、接客業ですが客数も少なく事務処理ばかりなので、コミュ障脱出に持ってこいですよ。
しかも、リゾバは普通のバイトと違って3ヶ月と短期ですし、
とやかく言われそうな知り合いもまったくいません。
うまくさがせば、1か月や1週間という超短期バイトも見つかります。
いきなり「近所のレストランで接客!」に抵抗がある人は、もしよろしければリゾバの検討をおすすめしますよ。
最後に:「接客業でコミュ力は上がる」は半分正解です
以上が、「接客業でコミュ力は上がる」の記事でした。
ざっくりと内容をまとめると、
ポイント
- 接客業をやっていると、強制的に人とコミュニケーションをとる機会が多くなる
- つまり、コミュ力は自然に磨かれる
- ただし、持って生まれた本質的な部分はかわらない
- 内向的は内向的な性格のまま
- 極度のコミュ障には、リゾバで短期間から始めるのがオススメ
ですね。
よかったら、バイト選び・職種選びの参考にしてみてください。