- レジ接客って大変…。
- 私、レジ打ちに向いていないかも…。
そう思っている人はいませんか。
ちなみに私は接客歴が5年あり、レジでの接客経験もあります。ちなみにバイトでは、コンビニの経験もあります。
得意というわけではありませんが、不得意というほどでもないと自分では思っています。
そこで今回は、レジ打ちに向いていない人の特徴とレジ打ちが得意になるための方法を書いていきたいと思います。
レジ打ちやレジ接客に苦手意識を感じている人がいたら、この記事を読んで「少し頑張ろうという気になった」と思っていただけたら嬉しいです。
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もくじ
レジ打ちはどんな作業?
まずはレジ打ちの大まかな作業内容。
コンビニ・スーパー・ドラッグストア・100円均一・アパレルなど、あらゆるレジ打ち業務にと共通するのが、
- 商品スキャン
- お金のやり取り
- お客さんの応対
です。
お客さんを「いらっしゃいませ」と声を出迎え、商品のバーコードをスキャンして、お金をやり取りする。
これはどんな店で働いたとしても、レジ打ちの共通の作業になっています。
今は店員がお金を数えなくとも勝手にレジで計算してくれる場合がほとんど。
一部のスーパー、TSUTAYAやゲオ、ユニクロのように、完全セルフレジを導入している店舗もあり、レジ作業がかなりラクになりました。
とはいえ、やはりまだ完全ロボット化とはいかず、レジ店員が必要とされています。
レジ打ちは大変です
昔よりかなりラクになったとはいえ、レジ打ち業務は意外と大変です。
レジ打ち自体はそれほど難しくはないのですが、量とスピードを必要とされます。そして、わからないことがあっても、相談できる暇さえないときも多々…。
とくに混雑時などは手が足りないし、パニックにもなりかけます。
完全一人作業
まず、レジ打ち業務って、完全に一人作業なんですよね。
もちろん、たまに2人でレジに入っているのをスーパーやホームセンターなどで見かけますが、大体1人。
しかも、どんどん人が並んでくるので、「少々お待ちください」となかなか言いづらいときも…。
なんとか自分で解決しなければいけません。
とくに、新人のわからないことがあっても訊けず、自分だけで解決してしまって後々トラブルになる人が多いです。
お金を扱うので責任重大
レジ業務はお金を扱う仕事です。
なので、おつりの数え間違いで誤差が出てしまったりすることもよくあります。
さすがに今の新しいレジではありませんが、、。
立ちっぱなしでつらい…
それに、立ちっぱなし。
レジ打ち作業でもとくにつらいのが、この立ちっぱなしの作業です。
混雑時などは、同じ場所での立ちっぱなしが5時間以上続くこともよくあります。
帰ったときには足がパンパンで、次の日になってもむくみが取れないことも…。
むくみ防止の靴下を履いている人もいました。
カゴ詰め・袋詰めもしなければいけない
レジ打ち作業以外にも、スーパーではカゴ詰め、コンビニやドラッグストア、ホームセンターなどでは、袋詰めの仕事があります。
袋詰めって、商品の量を見て、どのくらいの大きさの袋を選べばいいかという想像力と、
決まった空間に物を詰めるというパズルをするときのような能力が必要になるんです。
得意な人は簡単にこなす反面、苦手な人からするととても難しいんですよね。
なので、レジ打ちや接客はできても、このカゴ詰め・袋詰め作業が本当に苦手!
そういう人は意外と多いと思います。
かくいう私もそうで、一定の空間の中に物を綺麗に並べるということがまったくできません。死ぬほど苦手でした。
混雑時は手が8本欲しいくらいの忙しさ
そして、混雑時は本当に忙しいです。
レジ業務自体は簡単でも、混雑時は手が足りなかったり、焦りでパニックになりミスをしてしまう人も多くいます。
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レジ打ちに向かない人の特徴3つ
こんな感じで、レジ打ち・レジ接客はけっこう大変な仕事なんですよね。
でも、レジ打ち業務に向かない人は、ある共通点があるんですよね。
私が実際に見てきて思ったのは
- 要領が悪い人
- すぐパニックになる人
- 忘れっぽい人
です。
要領が悪い
レジ業務はスピードを重視されます。なので、マニュアル通りやって遅い人よりも、ちょっとくらいマニュアルを端折っていても作業スピードが早い人のほうが重宝されます。
もちろん、両方完璧ならいいんですがね。
なので、要領が悪く、何をするにも遅い人、すべてマニュアル通りにこなそうとするは向きません。
完璧主義な人もお客さんからのクレームがきたりします。
マルチタスクができない。すぐにパニックになる
レジ業務は、パニックになりやすい人は向きません。
なぜなら、レジ業務は
- レジ打ち作業
- 接客
という2つのことを同時進行します。
さらにスーパーでは、袋詰め・カゴ詰め、スプーンや箸をつける、ドライアイスなど、他にも3つ4つのことを同時に考えながらこなすのが当たり前です。
マルチタスク力と機転の良さが必要なのです。
マルチタスクができない人やパニックになりやすい人は、1つのことをやるともう1つをおろそかになりやすいため、挫折してしまう可能性が高いです。
ちなみに、私の見てきた中で、一番辞める人が多かったのは、このタイプでした。
忘れっぽい
3番目は忘れっぽい人。
これはレジ業務以外の仕事にも共通することですが、やはり忘れっぽい性格の人は仕事をこなす難しいです。
最初にも書いたように、レジ業務は「完全1人作業」の場合がほとんどです。
なので、ミスをしかけたら、誰かが助けてあげる…なんてことが即座にできません。
ミスしたことにも気付かず、あとからクレームの電話がかかってくる。または次の日以降に気付くということはよくあるのです。
「箸のつけ忘れ」くらいの小さなミスならいいのですが、「おつりの返し忘れ」など大きなトラブルも多いです。
レジ打ちを得意になる方法
では、そんなレジ業務を得意になるにはどうしたらいいのでしょう。
5年以上の接客経験がある私が言いますと、、
たぶん、そんな方法はありません。
不得意なことを得意にするのはむずかしい
不得意なことを得意にすることほど難しいことはありません。
たとえば、先ほど私は「カゴ詰め・袋詰めだけは死ぬほど苦手だった」と書きましたが、あれは1年以上やって、どれだけ気をつけても苦手なままでした。
それに、何人もの新人を見てきましたが、
要領悪い人はいつまでも要領悪い。
パニックになる人は、いつまでもパニックになる。
忘れっぽい人は何度注意されても忘れっぽい。
だって、たとえ忘れやすいこと紙に書き、そのメモをレジに貼っていたとしても、忘れっぽい人は忘れますよね。
レジ打ちがそこそこ得意だと自分で思っている私でさえ、メモしていても忘れることはよくあります。苦笑
性格はなおりません。
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オススメするのは、心の余裕を持つこと
ただ、それでも少しだけ改善させる方法として私がオススメするのは、
並んでいるお客さんを見ず、心の余裕を持つこと
です。
心の余裕を持つことでミスを防ぐ
どれほどレジに慣れている人でも、混雑時や自分がミスをした時にはパニックになるものです。
私も袋詰め作業がうまくいかないときはパニックになります。
なので、心の余裕を持って対処すること。
それが、要領の悪い人・マルチタスクが苦手な人・忘れっぽい人…どんな人にも出来る対処方法だと思います。
そのために私がやっているのは、
並んでいるお客さんを絶対に見ないことです。
並んでいるお客さんを見るとパニックになってしまう
私の場合、焦っているときに、レジに並んでいるお客さんの行列を見るとパニックになってしまいます。
行列を見ることで、頭が真っ白になって、ミスを引き起こしてしまったことも何度もあります。
なので、並んでいるお客さんの行列は絶対に見ない。
そして、できれば目の前のお客さんも見ない。
レジ作業と商品に集中する。
そうすることで、心をなんとか正常に保つようにしています。
レジ接客は焦りが大敵
レジ業務は簡単そうに思われていますが、じつは苦手意識を持つ人はたくさんいます。
それに、「私は完璧。もう何年もやっているんだから」というドヤ顔の店員
…いや、慣れている人でも、たくさん失敗します。
だからそれほど、悩む必要はありません。
しかし、焦りだけは大敵です。
焦ることで、物忘れやミスを引き起こし、大きなトラブルの原因にもなります。
まずは、その焦りを軽減するための方法を考えてみてください。
とはいえ、焦りを軽減させるくらいの対策じゃダメな人もいると思います。
- 「本当に向いてない」
- 「ミスしすぎて、職場の人間から白い目で見られている」
- 「居場所がない…」
これくらい深く悩んでいる人に、私の書いた対処法がいかに小手先で通用しないことはわかっています。
ちょっと(行列を見ないように)気をつけたくらいでは、忘れっぽい人・パニックになりやすい人がどうにかならないことも。
そういう人には、やはり仕事を変えることをオススメします。
先ほども書いたことですが、残念ながら不得意なことを得意にすることはできません。
これはもう私はたくさんの同僚・先輩・新人を見てきて痛感したことです。。
本当に不得意ならば、辞めましょう。
レジをしなくても、仕事ならたくさんあります。
レジでの接客がダメなら、コールセンターでもいいわけです。
実際に、レジ接客がダメでコールセンターに仕事をかえた友人もいます。
コールセンターはコールセンターで大変そうですが、マニュアルがしっかりしているのでそういう意味では仕事がやりやすいそうです。
ぜひ勇気を持ってチャレンジしてみてください。