絵・漫画

イラストタブレットの選び方。板タブ・液タブ・ipad pro・surface pro6まですべてご紹介。

イラスト用タブレット比較と選び方のアイキャッチ画像

イラストや漫画を描くときに、液タブにしようかタブレットpcにしようかかなり迷いますよね。

昔はデジタルでイラストを描くといっても、マウス描きや板タブしかなかったものですが、

液晶タブレットや、pcタブレットなど、

値段もスペックもさまざまなタブレットがたくさん登場し始めて、

そもそも自分が何を買えばいいのかわからない。

そんな方も多いのではないでしょうか。

 

なので今回は、

あなたに合った

イラスト・漫画用タブレットの選び方と、

マンガカク編集部オススメのタブレットをまとめてご紹介していきます。

 

 

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イラスト・漫画用タブレットの種類

イラスト用タブレットのイメージ画像

まずは、タブレットでイラストを描くといっても、大きく4つの種類があります。

  1. 板タブレット
  2. 液晶タブレット
  3. OS搭載型タブレット
  4. タブレットPC(ipad、surfaceなど)

 

ipad proやsurface proようなタブレットPCは、もともとイラスト専用に作られたものではないのですが、

今ではプロでも愛用している方がいるほど、絵を描くことに関しても優秀なタブレットなので、

今回はそういったタブレットPCも含めて書いていきます。

では、この中で自分のさがしているはどれなのか、選び方のポイントは次の4つです。

 

イラスト・漫画用タブレットの選び方

イラスト用または漫画用タブレットの選び方のポイントは、

 

  • 持ち運びをするか
  • 大きさ(画面サイズ)
  • 描きやすさ(筆圧感知)
  • 料金とメーカー

 

です。

 

ここで挙げた4つの項目は、人によって重要度が違うと思います。

自分の中でより重要度の高い順に考えていくといいでしょう。

今回は、上記の順番を重要度の高い順として設定した上で、書いていきたいと思います。

 

持ち運びをして描くか、固定して描くか

まずは『持ち運びをして描きたいのか、家の中で固定して描きたいのか』を選択します。簡単に言うと、「寝転んで描いたり、あらゆる場所で絵を描きたい」か「主に家のパソコンの前で固定して絵を描きたい」かです。

 

持ち運びに向いているタブレット

  1. OS搭載型液タブレット
  2. タブレットPC

 

家の中で固定して描くタブレット

  1. 板タブレット
  2. 液晶タブレット

この2つの大きな違いとしては、

持ち運び可能なタブレットの場合、

板タブや液タブに比べると画面サイズが小さいので作業がしづらいこと

レイヤーを何十枚〜何百枚も重ねる大作を描くのには向いていないこと

です。

 

大きさで考える

先ほども書いたように、

持ち運びに向いているタブレットは、

画面サイズが小さく、

細かい作業がしづらい傾向があります。

 

なので次は、必要な画面のサイズはどのくらいなのかを考えてみましょう。

画面サイズを決めることによって、大体の値段もわかってきます。

 

持ち運び系タブレットの液晶サイズ
raytrektab8インチ,10インチ
iPad pro11インチ,12.9インチ
surface pro612.3インチ

 

固定系タブレットの液晶サイズ
板タブレット使用するPCの液晶サイズ
液晶タブレット約10インチ〜22インチ

 

この表を見てわかるように、

やはり持ち運び系のタブレットは全体的に液晶サイズが小さいのが特徴です。

なので、

 

  • 細かい部分までゴリゴリなクオリティで作品を仕上げたい
  • 大画面で描きたい

 

なら、

やはり15インチ以上の液タブレット、もしくは板タブレットで描く方が向いています。

 

反対に、

  • それほど細かくない絵を描くことが多い
  • 外でアイデア描きしたい
  • スキマ時間で描きたい
  • すでに固定用のパソコンはあるので、持ち出し用に2台目としてほしい

 

という方は、

OS搭載型タブレットipad proなどの持ち運び可能なタブレットをオススメします。

 

  • 細かい部分までゴリゴリなクオリティで作品を仕上げたい
  • 大画面で描きたい
  • それほど細かくない絵を描くことが多い
  • 外でアイデア描きしたい
  • スキマ時間で描きたい
  • すでに固定用のパソコンはあるので、持ち出し用に2台目としてほしい
→板タブレット・液晶タブレット→OS搭載型タブレット・タブレットPC・ipad

 

 

描きやすさで考える

ここまで決まったら、あとは小さく絞っていくだけです。

重要なのは「描きやすさ」ですよね。

いかに『描きやすい』タブレットを選ぶか

には、次の4つのポイントに注目することが大切です。

 

  1. 解像度
  2. 筆圧レベル
  3. 視差
  4. 傾き検知

 

解像度

解像度とは、画面のドット数のことです。

例えば、同じ15インチの画面サイズのタブレットだったとしても、

解像度が高い(ドット数が多い・細かい)ものほど、キレイに表示されます。

 

なので、キレイな画面を選びたい方は、なるべく解像度が高いタブレットを選ぶのがポイントです。

 

筆圧レベル

筆圧レベルとは、ペンの筆圧の強弱を感知するレベルのことです。

例えばこのParblo A610 ペンタブレット  お絵描きタブレット10" x 6" 2048 (ペンタブレット)

筆圧レベル2048となっていますが、これは筆圧を2048段階に分けて感知するということです。

 

そして、このXP-Pen ペンタブ  8192レベル筆圧  10*6.25インチ Deco01の場合は、8192となっているので、

筆圧を8192段階に分けて感知するということなんです。

 

個人的な感覚でいえば、1024段階でも十分なくらいなので、

少なくとも筆圧レベルが2048以上ならそこまで神経質にならなくともいいと思います。

 

視差

3番目に注目したいのが視差です。

いわゆる、ペンを置いた箇所と実際に引かれた線との間にズレがどのくらい発生するかどうか

ということです。

やはり視差はない方が描きやすいのですが、

こればかりは使った人のレビューを見ないことにはわかりません。

なので、欲しいタブレットのレビューを確認して、視差がどのくらいあるかを調べてみることが大切です。

 

ちなみに、視差のなさでとくに定評があるのはipad proです。

 

傾き検知

最後は、傾き検知

「傾き検知」とは、ペンの傾き角度を検知して線の濃さや太さを表現する機能です。

この機能は『それほど必要ない』という方もいるのでなんともいえませんが、ある方が便利ですし、線の表現にも影響してきます。

ちなみにレビューを読んだところ、raytrektab DG-D10IWPには傾き検知機能が搭載されていることがわかっています。

 

こんな感じで、小さい部分を調べていくと描きやすいタブレットがわかってきます。

 

価格で考える

お金のイメージ画像

最後は価格です。

やはり、パソコン機器なのでどうしても高額な買い物になってしまいます。

予算内におさめることは大切ですよね。

簡単な目安のために、それぞれの最低価格を一覧にしてみました。

 

安価板タブ6千円〜
液タブ3万円〜
OS搭載型液タブ4万円,8万円〜
高額タブレットPC17万円〜

 

価格の参考にした商品

 

もちろん、サイズやメーカーによってバラつきがあり、

液タブでもWacom製品のものは7万円以上したりします。

なので絶対にこの金額を出せば自分に合うタブレットが手に入るわけではありませんが、

予算内におさめるための1つの参考にしてみてください。

ちなみに、この中で飛び抜けて安い板タブレットのワコム Intuos Draw【旧モデル】 CTL-490/B0 は、

6000円という価格ですがかなり優秀です。

 

ipad proを検討されている方は、本体自体は15万円前後で購入が可能ですが、

Apple Pencil、保険、保護シートなどを合わせると

20万円かかってしまうのでsurface proよりも高くなります。

 

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板タブ・液タブ・OS搭載型タブレット・タブレットPC・ipad proのメリット・デメリット

板タブレットのメリット・デメリット

板タブのタイトル画像

メリット

  • 安い
  • 画面が手で隠れない
  • 姿勢がよくなる

 

デメリット

  • とにかく最初は慣れない
  • 慣れても違和感がある

やはり板タブレットの特徴としては、
目線と手をバラバラを動かすことになるので、描く手を直接見ることができないことです。

なので、最初のうちは上手く線が引けません。

しかし、板タブレットはwacomの6000円くらいの安価なものでも
プロの仕事に使えるくらい優秀です。

 

板タブレットはこんな人にオススメ

  • とにかく安く買いたい人
  • 安くても機能性を重視したい人

 

には板タブレットをオススメします。
ただ、慣れるまでに挫折する人も多いので、お金が許すなら液タブを買うことをオススメします。

 

板タブのおすすめはワコム Intuos Draw


ワコム Intuos Draw【旧モデル】ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ミントブルー CTL-490/B0

 

価格を最低限にして、なおかつ性能を重視したいならこれ!

ワコムのIntuos Drawシリーズ

そもそも今までイラスト用タブレットを使用したことのない場合、

『初めから、数万円もする高額なタブレットの検討はできない』のが普通の感覚ですよね。

そういう方には、こちらのIntuos Drawシリーズをおすすめします。

時期によってAmazonでの価格は上下しますが、基本的に7000円前後なので、

液タブやタブレットPCと比較すると、非常に安価です。

しかも、Wacom製品ということもあって性能(描き心地)までも抜群。

とりあえず、『安く始めたい』という方はこちらをオススメします。

 

その他のオススメ板タブと、板タブ購入の際の選び方はオススメ板タブレットと絶対に失敗しない選びかた!で紹介しています。

 

 

液晶タブレットのメリット・デメリット

液晶タブレットのタイトル画像

メリット

  • アナログで描く感覚と同じ
  • 慣れやすく挫折がない

デメリット

  • 姿勢が悪くなる
  • 場所をとる
  • 画面に手が触れるため熱くなる
  • 不具合が多い

液晶タブレットの一番のメリットは挫折しないこと

紙に描く感覚とほとんど同じなので、すぐに描き慣れることができます。

その点、目や姿勢が悪くなりやすいですし、場所を取るのでキーボードの置き場所に困る場合が多いです。

 

 

液タブレットはこんな人にオススメ

ただ、

  • 子どもや誰かへのプレゼント
  • 初めてタブレットを買う人

 

にはちょっと高くてもこの液晶タブレットの購入をオススメします。

板タブレットは慣れれば、クオリティの高い作品を描き上げることができます。

しかし、

初心者にとっては、本当に挫折しやすいんです。

私は板タブレットを買ってから6年放置していました。慣れると簡単なんですけどね。

 

液タブのおすすめはGAOMON 15.6インチIPS

 

 

なるべく安価で性能もいい液晶タブレット!

『wacomの液晶タブレットは高い』

そういう方には、こちらのGAOMON液晶ペンタブをオススメします。

普通この価格なら、もう少し小さめの11インチ〜13インチくらいのものが多いのですが、

このGAOMONは33000円という安い価格で、15.6インチという比較的大きい画面サイズ。

日本製にこだわらない方には、おすすめです。

 

 

OS搭載液タブレットのメリット・デメリット

OS搭載タブレットのイメージ画像

 

メリット

  • 配線がないので自由に持ち運びができる
  • 液晶タブレットのように、紙に描く感覚で絵を描ける
  • 液タブなだけあって、描き味がいい(物にもよる)

デメリット

  • まだまだ種類が少ない
  • プロが楽に使えるレベルの物はまだない
  • PCとしてのスペックは最低限
  • 高額

OS搭載型液タブは、まだまだ発展途上

なので、機能性がめちゃくちゃ悪いということはないのですが、

不安な面がたくさんあるのが本音です。

 

実際、プロで使っているという方はほとんどいません。

(プロはsurface proやipad proの使用者が多い)

 

最近発売されたレイトレックタブ10でさえ、2本の指で拡大縮小するときなど(タッチジェスチャー)は

動きが鈍くなり、カクカク動作することが知られています。

ただ、さすがにイラスト用に作られた製品なだけあって、

線のクオリティは高く、なめらかに描くことができます。

 

まとめると、

線を描く点に関しては普通のタブレットpcより上。ipad proと並ぶレベル。

ただ、それ以外の、

重いデータを動かしたり、いわゆる普通のパソコンではできるような動画を見たり電子書籍を読むには向きません。

今の所は、絵を描けることがメインです。

 

OS搭載液タブレットはこんな人にオススメ

  • 趣味やネットに少しupするようなイラストを描きたい人
  • 家にパソコンがあり、2台目として購入を考えている人

 

にはオススメします。

 

ただ本音を言えば、

パソコンとしてもきちんと使いたいなら、ちょっと価格が上がっても

次に紹介するタブレットPC系、もしくはipad proがおすすめです。

 

OS搭載型のペンタブで

重いデータを動かすような作品を仕上げたいなら、

あと数年待った方がいいですね。

 

購入を検討するとすれば、絶対にレイトレックタブの10インチのほうです!

 

タブレットPCのメリット・デメリット

タブレットPCのイメージ画像

ここではsurface pro6やGalaxybookなどのタブレットpcのメリット・デメリットを書いていきたいと思います。(ipad proは除く)

メリット

  • 持ち運び可能
  • 絵を描くことだけではなく、機種によってはパソコンとしても使える

デメリット

  • もともと絵を描くことに特化していないため、絵を描くことに関しては液タブなどより劣る

 

surface  pro6などのタブレットpcはパソコンとしてのスペックがかなり優秀です。

ストレスなく動画や電子書籍を読めますし、ワードやエクセルといったWindowsのソフトを利用し資料を制作するにも向いています。

そして、ipad proよりも少し安い。

ただ、パソコンとしては優秀でも、

絵を描くことに特化して作られたわけではないので、

イラストを描くという点だけでいうと、上記で紹介した液タブやOS搭載型液タブの方が線が綺麗に引けます。

 

とはいえ、やはりパソコンとしてのスペックが高く、イラスト以外にも使うことができるため、

surface proで絵を描いている方も多くいらっしゃいます。

 

タブレットPCはこんな人にオススメ

絵を描く性能が少し劣ってもいいから、

パソコンとして他の機能も使いたい

という方にはぜひオススメです。

 

おすすめはsurface pro6

おすすめは私も実際に使っているsurface pro6です。

 

↓使い心地などは、よかったらこちらの記事を参考にしてみてください。

surface proでイラストや漫画は描ける?実際に購入してレビューしてみた

 

ipad proのメリット・デメリット

ipadproのイメージ画像

では最後に、ipad proのメリットとデメリットはというと、

 

メリット

  • 絵を描くことにも向いている
  • プロの仕事にも活用できる
  • 動画を見たり電子書籍を読むのも可能

 

デメリット

  • PCとして使う分には劣る
  • クリスタが月額料金
  • 高額

 

絵を描くことには物凄く向いているが、

絵を描く用途ではなく、

動画編集をしたりゲームをしたり

普通のパソコンとして使いたい人には、

わざわざこんな高い金額を出してipad proを買うよりも、

同じApple商品なら、MacBookのようなノートパソコンを買った方がいいとはよく言われていますね。

 

ただ、自由に持ち歩きができて、ストレスなく絵を描きたいならipad pro一択ですね。

 

Apple iPad Pro  12.9インチ

 


Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 256GB) - シルバー

 

絵を描くのにおすすめなのは11インチより12.9インチです。

Apple Pencilと保護シートを合わせて購入すると、15〜20万以内ですね。

 

イラスト用タブレットおすすめまとめ

まとめると、

 

  • 予算が一万円以下で、とりあえずデジタル絵に挑戦したい…板タブ
  • ipad proは買えないが、予算が4万〜10万前後ある。デジタル絵初めて…液タブ
  • 安価かつ自由な場所で、そこそこの絵が描ければいい…レイトレックタブ8、レイトレックタブ10
  • 絵を描くという機能が少し劣っても、自由な場所で絵が描けて、かつパソコンとしても色々な機能を使いたい…surface  pro、Galaxy book
  • 自由な場所でストレスなくプロレベルの作品を仕上げたい…ipad pro

 

みなさんの必要なイラスト用タブレットは見つかったでしょうか。

 

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