Surface Proで絵を描くとき、左手をほぼ使っていない
…そんな人はいませんか?
ほとんどの作業をやっていて、左手はガラ空き状態。
キーボードは折りたたんだ方が絵を描きやすいから、ショートカットキーが使えていない状態。
自分はそうでした。
ぜったい、この左手を使っていない時間を超ムダにしてる
と思いながら描いていました。
そんな時に購入したのが「左手デバイス」というものです。
いわゆる左手専用のパソコン機器。
これを買ったことにより、「本当に今までの時間はなんだったんだろう」というくらい
絵を描くスピードが倍以上にアップしました。
もし今、利き手だけで絵を描いている人がいたら、左手を使ってない時間、めちゃくちゃ勿体ないです。
とくにわずかでも「絵を描くスピードを上げたい」と思ったことがある人なら、左手デバイスの検討をおすすめします。
いやストレートに言うと、今すぐにでも使い始めたほうがいいです。
なぜなら、ムダな時間だから。
もくじ
左手デバイスとは?
とはいえ、「そんなに念を押されても」「そもそも左手デバイスってそんなによく知らない」という人も多いと思います。
「左手デバイス」とは何かというと、さっきも書いたように、
左手を有効活用できる小ちゃパソコン機器です。
▼代表的なのは、こんなやつです。(他にもいろんな大きさ・形があります)
左手用のパソコン機器なんて、絵描きが使うイメージないですもんね。
どちらかといえばゲーマーが使いそうなイメージです。
(最近、絵描きユーチューバーとかがオススメしてたりして、やっと認知されてきたって感じです)
でも、プロの間じゃ必需品といっても過言ではありません。
絵描き用に開発された、お絵かき専用の左手用デバイスもありますし、一般的な左手デバイスを絵描き用に使う人もいます。
左手用デバイスの使い方
これをどうやって使うのかというとですね、
小ちゃく見えますがこれにはたくさんのボタンが付いていまして、
このボタンの一つ一つに、数十種類のショートカットキーを割り当てることができるんですね。
たとえば、右ボタンを【消しゴム】に設定したとすると、
右ボタンを押すだけで、瞬時に消しゴムに持ち替えることができます。
これらを使いこなすことで、
右手で行うよりはるかに素早くツール変更ができます。
キーボードにもショートカットキーは割り当てられていますが、「あんなの覚えられない…」っていう人も多いと思います。
ですが、左手デバイスの場合、ボタンの数がキーボードより少ないので、すぐに覚えられます。
[st-kaiwa1]私の場合、初めて左手デバイスを使い始めてから約大体1~2週間で慣れました。[/st-kaiwa1]
だから、キーボード(のショートカットキーが)使えないよっていう人でも、
左手デバイスを使えば、より簡単に、より効率よく絵を描くことができるんです。
私が絵描きに左手デバイスをオススメする理由
私がこんなにも左手用デバイスをオススメする理由は、やはり時短です。
キーボードのショートカットキーを使いながら絵を描いたことがある人なら想像できるかと思いますが、
ショートカットキーを使いこなすと、マジで時短できるんですね。
だから、左手デバイスを使うと右手だけで絵を描いている時より格段に描くスピードが速くなるわけです。
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surface proで絵を描く人は左手デバイスを使うべき
で、最初にも書いたように、私はとくにSurface Pro7など、
タブレットPCを使っている人にはとくに、左手デバイスをおすすめしています。
これはなぜかっていうと、キーボードが使いづらいから。
surface proはキーボードが使いづらい
タイトルはちょっと違いますね。
surface proのキーボードが使いづらいのではなく、
surface proで絵を描こうとするとキーボードが手前にあったらジャマになるんですよ。
▽これ
だから普通は、(キーボードを外して)三角に立てて絵を描いていると思います。
でもそうすると、右手だけで何もかもしなくちゃいけない状態になります。
左手がガラ空き。
元々、利き手だけで絵を描いてる人ならノンストレスかもしれません。
でも、やっぱりすごく効率が悪いんですよね、これ。
利き手だけのお絵かきも慣れれば問題ないけども…
とはいえ私もですね、左手デバイス買う前には、
右手オンリーのお絵かきにある程度慣れてはいたんです。
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- 最初はストレス感じてたけど、今はまあ利き手だけでも描けなくもないな…
- このままこれでいこうかな…
[/st-mybox]
という感じで。
一年くらいはその状態でした。(右手だけで絵を描いていました)
完全に悪い現状維持思考ですね。
でも最近、「もっと効率化しないと、時間足りねえ!」ってなった時期がありまして。
それで色々実験していたときに、思い切って左手デバイスを買ったんです。
▼ちなみに布団の上でも使えるパソコンデスクを使い始めた理由もその一つ。
[st-card id=3351 ]
最初は半信半疑だったけど、使ってみたらマジで速くなった
正直、半信半疑でした。
「レビューを見ると、やたら描くスピードが速くなったとかあるけど、そんなことあるわけないな」
「キーボードと違って、ボタンの数も少ないし、使いづらいだろうな」
とか思っていました。
でも、実際に使ってみて驚いたことに、
描くスピードが何倍も速くなったんです。
で、思いました。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- やっぱり利き手だけですべての作業を行うのって、めちゃくちゃ時間効率悪いな
- なんで今まで左手デバイスを買わなかったんだろう
[/st-mybox]
と。
まあ、当たり前のことなんですけどね。
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慣れてても、左手デバイスを使ったほうがいい
利き手だけで絵を描くことにある程度慣れていて「べつに描けないわけじゃないしなあ」と思っている人は多いと思います。
でも、本当に時間のムダを省きたいのなら、迷わず買った方がいい。
とくに、趣味ならともかく、これから将来的に、何かしら絵を描く仕事をやりたいと少しでも思っている人。
ここは、真っ先に効率化しておくべき部分であることは間違いないです。
仕事で「ショートカットキー」が使えないなんて話にならない
なぜなら、イラストレーターや漫画家といった職業では「ショートカットキー」なんて言葉はあまり聞かないかもしれませんが、
webデザイナーや3Dを仕事にしている人でショートカットキー使えない人なんて、仕事にならないですからね。
私は大学でデザインをかじった人間ですが、最初に叩き込まれたのはIllustratorのショートカットキーでした。
もちろん、本業としてデザイナーをやっている友人で、イラレのショートカットキーが使えない…なんて人はいません。
つまり、プロとして仕事をする中で、ショートカットを使うのは当たり前のことなんですね。
私は趣味で絵を描いていますが、今の結果がわかっていたなら、ぜったいに一年前に買ってました。
というか、surface proを購入したと同時に買ってましたね。絶対。
もちろん、私はsurface pro6で絵を描いていたりするのでポジショントークも入ってはいると思います。
ただ、それを差し引いたとしても、
やっぱりsurface proで絵を描いているのに、左手デバイスを使っていないのは損としか思えません。
もちろん良し悪しはある
ただ、アマゾンのレビューを見ればわかるとは思いますが、左手用デバイスにも良し悪しはあります。
価格だけ見ても、クリスタのCLIP STUDIO TABMATEは約4000円で購入できますが、他のものは
大体1万円を軽くこえてきますから。
それに、デスクトップパソコンや、液晶タブレット使いの人で、
昔からキーボードを使いながら絵を描いてるって人なら、むしろ左手デバイスは使いづらいかもしれません。
キーボードの方がボタンの数も多いですし、大きさもあるので、使いやすいという人もいるでしょう。
これならキーボード使い続けりゃよかったって人もいるとは思います。
でも、キーボードと違って、左手用デバイスは場所をとらないですし、
Bluetooth接続(無線)のものもありますから、USBポートに接続しなくてもいい。そういう利点もあります。
というかそれ以前に、surface proはもともと「キーボード」という選択肢がほとんどないといっていい状態ですから、
左手デバイスを使うか、右手だけで絵を描くかの選択肢しかない。
これなら良し悪しを考慮したとしても、圧倒的に、左手デバイスを使ったほうがいいということになります。
お絵描きにおすすめ左手デバイス
ちなみに私がおすすめする左手デバイスは、基本的にこの3つ。
値段もまちまちです。
ツアーボックス
こちらは完全クリエイター向けに完全に計算し作られた左手デバイスです。
クリスタやSAIなどのペイントソフトはもとより、Photoshop、After EffectsなどのAdobe系ソフト、
ユーチューバー御用達の動画編集ソフトFinal Cut Proまで幅広いソフトに使うことができます。
有線なのでとにかくレスポンスが素早く、Bluetoothのような途切れる心配もありません。
価格は2万円。
価格だけ見ると高く感じますが、絵描きに使われている左手デバイスの中では、まあ平均的といってもいい値段でしょう。
本格的に絵を描いている人・本気で絵を仕事にしたい人は買っておいて損はないというか、
こんな良い商品を作業に活かさない方がもったいないでしょう。
TABMATE
次は趣味・初心者用です。
こちらはクリスタで有名なセルシスの開発した左手デバイスになります。
ツアーボックスとは違い、(ほとんど)クリップスタジオ専用の左手デバイスです。
「ほとんど」と書いたのは、macではソフトをインストールすることでPhotoshopにも使用することができるようです。
ただ、「ソフトの導入が上手くいかない…」という声もあるようなので、基本的には「クリスタ専用機器」と認識しておいた方がいいでしょう。
このTABMATEの良いところは、無線なのでコードが邪魔にならないですし、価格も4000円とかなり安いです。
ちなみにすでにクリスタを持っている人は、セルシス公式サイトから約3500円で購入することが可能です。
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- クリップスタジオでほとんどの絵を描いている人、
- 趣味で絵を描いている人
- 左手デバイスを買いたいけど、本格的で高価なものには手が出しずらい
[/st-mybox]
という人は、最低限このTABMATEだけでも買っておくべき。
▽私も買ってみた。
[st-card id=3223]
LOGICOOL ロジクール アドバンス ゲームボード G13r
こちらはクリエイター用とは違い、ゲームにも使われている左手デバイスです。
割り当てることのできるショートカットの数がかなり多いのと、大きさがある分、
手を動かさずキーボードの感覚で覚えることができます。
ハンドル型やマウス型はボタンの位置関係が独特で覚えられそうにない。
キーボード型のほうがいいという人におすすめします。
おわりに
以上が、おすすめの左手デバイスでした。
よかったら検討してみてください。
マジであなたの作業時間がかわりますよ。