バックパッカーのように海外を旅したいけど、何を持っていけばいいかわからない。
初めて旅に出発する前って、こういったことがあると思います。
私もそうでした。
そこで今回は、過去に2度のバックパッカー経験がある私ポチノが、
バックパッカーの持ち物で
「最低限必要な持ち物」から、
「なくても旅はできるけど、これ持っていく人多いよ」みたいなオススメな持ち物まで、まるごと紹介します。
ちなみに、旅のスタイルによって必要な持ち物は変わってくるものなので、偏っている部分もあるかと思います。
「まだ必要なものあるだろう!」と思っても、そこは大目に見てください。
もくじ
バックパッカーに必要な持ち物リスト【全部】
まずは、バックパッカーとして旅行するときに絶対に必要な持ち物はこちらです。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]必需品[/st-minihukidashi]
- バックパック
- サブバック
- パスポート
- クレジットカード
- 現金・財布
- スマホ
- 変換プラグ
- 腕時計
- 薬、体温計
- 歯磨き粉、歯ブラシ
- シャンプー、石鹸
- 衣類(帽子含む)、タオル
- 雨具(カッパ・傘)
歯ブラシやシャンプーなどの日用雑貨は、現地でも調達できるので、
「ぜったいに日本で揃えていかなきゃダメ」というわけではありません。
しかし、
いくら調達できるといっても、海外が初めての人にとってはスーパーで買い物をするのも、ものすごい冒険ですし、
生活するうえで必要なので一応「必需品」の枠に入れてます。
バックパッカーに必要な持ち物リスト【あると便利】
次は、
- 持っていくと便利な持ち物
- 多くのバックパッカーが使っている持ち物
です。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]ほぼ必需品(あると便利)[/st-minihukidashi]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- セキュリティーベルト
- ノートパソコンまたはタブレット
- ポータブル充電器
- ダイヤル錠
- カメラ
- イヤホン
[/st-mybox]
そして最後は、人によってはなくてもいいけど、行く場所や旅のスタイルによって必要になる持ち物です。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#7CB342″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]人によってはなくてもOK・旅のスタイルによっては必要[/st-minihukidashi]
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 渡航先の国のビザ
- 黄熱病などの予防接種証明書(入国時に必要な国もある)
- 水着
- 調理用品
- 寝袋
- テント
- 登山用の道具
[/st-mybox]
ちなみに私は、ほとんど外食で済ませていたのもあって、調理用品は持って行きませんでした。
反対に、黄熱病の予防接種が必須な国へ渡航する際には、イエローカード(黄熱病予防接種証明書)を持っていきました。
バックパッカーに必要な持ち物【バッグ類】
では、一つ一つの持ち物を紹介したいと思います。
- バックパック
- サブバック
- セキュリティーベルト
- バッグカバー
バックパック・キャリー
まず、バックパッカーに欠かせないのがバックパックですよね。
しかし、あまりに大きすぎて、ヘトヘトになりながら担いでいる外国人バックパッカーの姿をよく見かけました。
バックの大きさは、旅のスタイルによってかわってくるので、「絶対〇〇リットルがいい」とは言えません。
ただ、ポチノのように、極端な登山とかせず、調理用品や寝袋も持たないような普通の旅であれば、
大きくもなく小さくもない、45〜50リットルくらいのものがいいかなと思います。
私は45リットルのものを使っていました。
あと、最近はキャリー式のものもあるので、
「体力に自信のない人」「カタチにこだわらない人」はキャリー式を使うといいですよ。
サブバッグ
街歩きをするときには、サブバックが必要になります。
あと、バックパッカーは、宿にバックパックを預けて数日間だけ観光をしに行くことが度々あります。
たとえば、マチュピチュもそうでした。
クスコという街のホテルに荷物を置いて、それから観光地であるマチュピチュに2日間くらい行っていました。
ですので、サブバックの大きさは大きすぎず小さすぎず、10リットル程度の一般的なものがいいでしょう。
セキュリティーベルト
セキュリティーベルトは、パスポートやクレジットカードなど貴重品を入れておくのに使います。
あとは、何かあったときのためにドル札も少し入れていました。
肌身離さず持てるため、安心です。
バッグカバー(カッパ)
最後はバッグカバー。
これは
- 雨に濡れないようにするため
- 防犯対策
の2つの目的で使用する人も多いです。
私の経験上、バックパックだといいのですが、
キャリー式バックパックだとカバーが地面に擦れて破れてしまい、あまり意味を成しませんでした。
それでも、
治安が悪かったり、盗難が多い国に行く場合には、
安全対策の一つとしてバックカバーをつけておくことをオススメします。
なぜかというと、
鍵を開けにくくなるとかそういう意味の安全対策ではなく、
バックパック全体を汚く見せるためにちょうど良いからです。
バックパックって水が染み込むので汚れがそこまで目立たないんですが、カバーは水を弾くため、泥も表面に残ったりするんですよね。
つまり、旅を続ければ続けるほど汚くなるんです。
鍵をかけたり、カバーをかけて二重にする安全対策は、バックパックごと盗られたらおしまい。
いかにカバンをボロボロに見せて、お金が入っていないように思わせ、目をつけられないようにするか
これが一番の安全対策だと思っています。
余談ですが、、新品の綺麗な状態のバッグカバーを使用するのではなく、ドロドロに汚した状態にして被せたほうが、なお安全です。
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バックパッカーに必要な持ち物【現金・貴重品】
次は現金・貴重品類です。
- パスポート
- クレジットカード類
- 現金・財布
- ビザ・写真(ビザ用)
パスポート
海外旅に必須のパスポート。
新規で申請しても、できあがるまでに1週間ほどかかるため、作る予定の人は早めに作っておくことをオススメします。
クレジットカード・デビッドカード
海外でお金を引き出したり、買い物に必要なのはクレジットカードまたはデビッドカードです。
日本人は現金主義の人が多いですが、
ブラジルなど、クレジットカードを使うのが当たり前という国は多いですし、
- 航空券
- ホテル
- 長距離バス
- 観光地のチケット
などを購入する場合に必要です。
最低でも、VISAとMasterCard、一枚ずつは持って行くようにしましょう。
また、JCBはほとんどの国では使えなかったりするのですが、ハワイなど一部の日本人が多い場所ではJCBが使えます。
自分の行きたい国では、どの種類のクレジットカードが使えるのか事前に調べておきましょう。
ちなみにクレジットカードではないカードでオススメするのは、新生銀行のカード。
海外のATMから、直接引き出すことができるためオススメです。
現金・財布
カードも必要ですが、やはり忘れてはいけないのが現金と財布です。
スーパーでの買い物や、宿の支払いなど、なにかと現金は必要です。
でも、盗られたら返ってこないのが現金。
そのため、100均一で3つくらい地味な財布を買って、
現金・クレジットカードを小分けにしておくことをオススメします。
ちなみに私は、盗難が多い・治安がよくない国ばかり行っていたため、
お金を4ヶ所〜5ヶ所以上に分けていました。
靴底に入れたり、服に縫い付けていたりする人もいるようです。
女性の場合は、スポーツブラを身につけて、そこにミニサイフを入れておくのもいいでしょう。
ビザ・写真
国によっては入国時にビザが必要な国もあります。
「面倒だな」と思われるかもしれませんが、ほとんどのビザは現地(近隣の国)で取得可能です。
いつでもビザが取得できるよう、写真だけは日本から持っていくようにしましょう。
ただ、
- 一番最初に入国する国にビザが必要
- あらかじめ日本で取得しておいたほうが安心という人
は、日本でビザを取得してからいきましょう。
バックパッカーに必要な持ち物【PC類】
次は、ガジェット類です。
海外旅行にスマホやPCは欠かせません。
絶対に複数の端末を持っていくことをオススメします。
スマートフォン
旅にかかせないのがスマートフォンです。
ホテル・航空券の予約から日本にいる家族や友人との連絡のやりとりまで、さまざまな用途で使います。

海外でも使えるsimカードを契約した方がいいの?
という疑問があるかもしれませんが、たいていの安宿にはwifiがあるので、海外でも使えるsimカードを契約していかなくてもそれほど困りません。
ただ、行く国にもよります。
ヨーロッパやアメリカなど、比較的安全な国ならデータsimを契約して使うべきですし、
盗難が多発しているような治安が悪い国に行く場合は、どのみち外でスマホを触れないので、
ホテルや宿のwifiで十分です。私はそうしています。
ノートパソコンorタブレット
多くのバックパッカーが、スマホとは別にもう一台、通信機器を持っていきます。
盗難にあった時などに活用できるからです。
ノートパソコンを持ち歩く人が多いですが、スマホをもう一台とか、iPadなどのタブレットPCでもOKです。
もちろん、現地でスマホが盗まれても、宿や日本領事館、近くのインターネット屋に飛び込めばどうにかなります。
ですが、できれば通信機器は2つ以上持っていきましょう。
ポータブル充電器
海外を旅をしていると、
- 移動に丸1日〜2日かかる
- 空港やバスターミナルで◯時間待機
とかザラにあります。
そんなときに困るのが、電池切れ。
なので、いつ電池が切れても回復できるように、
ポータブル充電器を持っていくことをオススメします。
変換プラグ
日本と海外では電流の強さが違うため、コンセントにそのまま差し込んでも充電できません。
海外用に変換プラグを持って行きましょう。
バラになっているものは紛失しやすいので、少し高くても一体化になっているものを選ぶことをおすすめします。
腕時計
治安の悪い国に行くなら、腕時計は必需品です。
なぜなら、外を出歩いているときにスマホをひらいて時間を確認することができません。
基本的には、腕時計に頼りっきりになります。
比較的治安の良い国に行く場合にも、安全対策のために腕時計をつけていくことをオススメします。
安全対策のためなら、ぜったいに安っぽい腕時計にしましょう。
地味なやつとか、あえてキャラものとか…。
私も小学生がつけていてもおかしくないようなデザインの腕時計をつけていました。
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バックパッカーに必要な持ち物【日用品】
日用品は現地調達も可能ですが、宿の場所によってはスーパーまで距離があったりするので、
買い出しに行くヒマがないこともあります。
予備としていくつか日本から持参していくことをおすすめします。
シャンプー、石鹸
バックパッカーが泊まるような安宿には、シャンプーや石鹸はありません。
現地でも調達できますが、最初は日本から持って行きましょう。
できれば最初は、シャンプー・石鹸は小分けになっているものがいいですね。
長期旅行の場合、
日本からは、小分けになっているシャンプーや石鹸を持ち込んで、それを使い終わったら、
現地のスーパーで、中サイズくらいのボトルシャンプーを購入して持ち歩くといいですよ〜!
歯磨き粉・歯ブラシ
歯磨き粉や歯ブラシも持参しましょう。
ただし歯磨き粉は、飛行機に乗るときに手荷物の中に入れたら没収されるので注意。
洗剤、洗濯ひも
洗剤と洗濯ひもは必須です。
洗剤はシャンプーのように小袋のものを持参したほうが、かさばらず便利です。
洗濯ひもは、個室に泊まったときに部屋干しをすることができます。
ダイソーなどで100円(+税)で売っていますが、かなり頻繁に使うことになりますよ。
ポケットティッシュ
鼻水が止まらないときに使えるのが、ポケットティッシュ。
旅行中は免疫力が低下して、風邪を引きやすいです。
私も1ヶ月に一回は熱が出ていました。
それに、国によっては朝晩の気温差が激しいため、くしゃみ・鼻水が止まらないという人もいるでしょう。
そんなとき、ポケットティッシュがあると大活躍します。
体温計・薬
私が持って行ってよかった薬
- 風邪薬(できれば病院で処方されたもの)
- 虫刺されなどのかゆみ止め
- ロキソニンなどの痛み止め
- その他、持病の薬
海外旅行中は、免疫力が低下して風邪を引きやすいです。
一年に一回しか熱が出ない私でさえ、
長期旅行の時は、疲れが溜まって月に一度は高熱を出していました。
なので、体温計と薬は必須。
市販の薬でもいいですが、
私は市販の風邪薬とは別に、以前に病院で処方された風邪薬を持って行ったおかげで、熱は1日で回復していました。
あと、親知らずが痛む人は、ぜったいに痛み止めを持っていきましょう。
海外旅行中は、免疫力の低下で親知らずが普段以上に痛みやすくなります!!
私もそうでしたが、ロキソニンだったかなんかの痛み止めのおかげでなんとか乗り越えられました。
それでも、日本にいるときより痛みが持続したような。。
バックパッカーに必要な持ち物【安全グッズ】
安全に旅をしたいなら、自分の身を守ることは大切です。
安全グッズはきちんと日本で買いそろえていきましょう。
ダイヤル錠
リュックのファスナーなどは、ダイヤル錠をすることで(開封されて)盗難被害を防ぐことができます。
あと、個人的には、ダイヤル錠がしてあるのとないのとでは、盗難に遭う確率が格段に違うと思っています。
たとえ機能していなくても、ダイヤル錠がしてあるというだけで盗難は避けられることもあるんじゃないかなと思いました。
私は100均一の小さなダイヤル錠を使っていましたが、知人の旅行者はわりと大きい本格的なものをバックパックにつけていました。
その方は、「一度も被害にあったことはない」と言っていました。
100均一のものでもいいので、バックパックやサブバックにはダイヤル錠をかけるようにしましょう。
女性バックパッカーに必要な持ち物
最後に、女性バックパッカーに必要な持ち物を紹介したいと思います。
生理用品
生理用品はできれば、布ナプキンと紙ナプキンを両方持って行ったほうがいいかと思います。
ドミトリーなどに泊まると、布ナプキンを洗っても干せない場合もありますし、
かといって紙ナプキンだけだと、突然なくなったときに不安です。両方使いましょう。
スポーツブラ
旅する女性はスポーツブラのほうが楽です。
または、ユニクロやイオンなどで売ってる締め付けの少ない、ノンワイヤーブラを持っていくのをオススメします。
とくに夏用の生地が薄く乾きやすいブラを選ぶと、洗濯が楽になります。
おわりに
以上が、海外旅行の持ち物でした。
私が実際に持っていったものもありますが、私が旅行中に「これがあったらよかったな」というものも追加で記述しました。
よろしければ参考にしてみてください。