日本の生活に疲れて、
「ちょっと海外に行きたい…」
そんなときってありませんか。
観光するのもアリですが、完全な休息方法として、安宿にひたすら引きこもって自分の好きなことをするのもアリです。
バックパッカーの間では、こうした海外で引きこもることを
「外こもり」や「沈没」と言っています。
ちなみに私は過去に1ヶ月間ほど、タイのバンコクや南米のコロンビアで「外こもり」をしていたことがあります。

そこで今回は、
海外で「外こもり」をしたときの体験談と、その時にかかった費用を書いていきたいと思います。
よかったら参考にしてみてください。
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もくじ
海外で「外こもり」
海外旅行といえば、観光。
アンコールワットやタージマハル、ピラミッド、マチュピチュ…。
そんな世界遺産を見て回るのも楽しいですが、
実際、観光するのってかなり疲れるんですよね。
それに、お金もどんどん吹っ飛びます。
そこで、オススメなのが、
安宿に引きこもりながら、身近な街をぶらぶら歩くこと。
バックパッカーでいう、「外こもり」「沈没」です。
海外で「外こもり」すると疲れがとれる理由5つ
イケイケなバックパッカーの間では、安宿に長期間、沈没することをナマケモノのように捉えがちです。
目の敵にする人も一定数います。
しかし実際、海外の安宿に引きこもることは、
体力的にも精神的にもかなりの休息になります。
なぜかというと、
- 日本という国のしがらみから解放される
- 他人の目を気にしなくなる
- 日本でアパートを借りるよりお金もかからない
- 生活費も安い
- 外に出ると、異国の風景が広がる
からです。
①日本のしがらみから解放される
日本で生きている以上、否が応にも誰かと比較してストレスを溜め込んでしまう…そんな人は多くありませんか?
- クリスマスの夜に一人ぼっち。
- お正月なのに自分は仕事…。
これは海外旅行全般に言えることですが、日本から出ることによって、
それまで憂鬱だった人間関係や仕事などに対し、悩むことがほぼなくなります。
なぜなら、比較対象がいないから。
というか「比較してもしょうがない」と脳が判断するからだと思います。
海外に出れば、そうした誰かと比較することでわずらわされていた悩みから解放されるのです。
②人の目を気にしなくなる
あるいは、日本にいるとき、
他人の目を気にして生活している人も多いと思います。
- 自分はダメな人間だ。みんなそう思っているだろう。
- 本当はハッキリ「〇〇」と言いたいのに、言えない。
- コミュ障だから、うまく話せない…。
- もっとテンション上げたいのに、他人の目を気にして、自分の殻を破れない…
これはみんな過去の私です。
しかし、海外に初めて行った時に驚いたのですが、、
なぜか、自分の殻を破れるどんどん自分がいました。
言葉もカタコトなのに、誰彼構わず、話しかけている自分。
日本では超絶人見知りのくせに、外国人相手にはまったく人見知りにならない自分。

「そんなまさか」と思うかもしれませんが、これは実際に私が経験したことです。
たぶん、相手の考えていることや顔の表情がそこまで読み取れないから、だと思います。
顔の形状が似ている韓国人や中国人なら「相手は今、こう考えている」となんとなく察せられますが、
ほかの外国人は、表情や考えていることがほとんど読み取れません。
なので、下手に顔色をうかがうこともなく会話ができるので、なぜか会話にストレスも感じないし、言いたいこともズバズバ言えるんですよね。

③日本でアパートを借りるよりお金がかからない
そして日本でアパートを借りるより、海外で外こもりをしたほうが安い場合があります。
とくに東南アジアの国であれば、日本でアパートを借りるより安いです。
バンコクなどの都市部でも、カーテンつきドミトリーで一泊1000円で宿泊できますし、田舎のほうに行けば1000円切った値段で個室なんてザラにあったり、、。
一泊1000円でも長期割引で安くなる場合もありますし、
「延長したいんですが、まけてくれませんか?」と、宿主との交渉次第では安くなる場合がほとんどです。
④食費も日本よりかからない
(日本より物価の安い国では)食費も日本よりかかりません。
朝食は、朝食つきの宿を選べば無料ですし、
昼食や夜食も、(バンコクでは)屋台を利用すれば、一食150円くらいで食べることができます。
自炊したり、スーパーで買い弁するならもっと安いです。

歯ブラシや洋服などの生活必需品も、日本で買うより安いので、「日本に忘れた!」となってもそれほど焦る必要はありません。

⑤外に出ると、異国の風景が広がる
海外で沈没や外こもりをするのをオススメな理由は、
宿やホテルから一歩外に出ると、異国の風景が広がること。
いつでも、街を探索・観光できるのです。
気がつくと、近くの売店のおばちゃんと仲良くなったりしていました。
これ以上のリフレッシュできる環境はないと言っていいでしょう。
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海外で「外こもり」するためのオススメ国は?
海外で「外こもり」したい人にオススメの国は、やはり
治安が良く、物価の安い国や地域です。
外こもりポイント
- 治安がいい
- 物価が安い
ざっくり言えば、ヨーロッパやアメリカなどの物価が高い先進国で沈没するのはオススメしません。それなら、留学したほうがいいと思います。
海外で沈没するためのオススメ国→東南アジア・キューバがおすすめ
私が旅した感覚でいえば、こんな感じですね。
東南アジア | 全体的に沈没に向いている。とくにバンコクはオススメ。 |
インド | 初心者は辞めたほうが無難。 |
南米 | 全体的に治安悪。チリだけは物価はそこそこだが、治安がいい。おすすめはチリ・ペルーの田舎、ボリビア。 |
キューバ | 治安もよく物価も安いので、全力でおすすめ。ただし行くのが大変。 |
おすすめは東南アジア全般とキューバですね。
東南アジアはバックパッカーのたまり場なので沈没や旅はしやすいのですが、細々としたスリが多いです。
その点、キューバは、日本と比較できるくらい「治安がいい」と感じました。そして物価がめっちゃ安い。

海外で沈没するための宿やホテルの選び方
沈没するための宿やホテルを選ぶ最低条件としては、
- WIFI環境があること
- 治安が良い地域
です。
安くても治安の悪い宿はNG
比較的「治安がいい」地域でも、一本狭い路地を入ったら治安がめちゃくちゃ悪い、スリ多発…そんなことはよくあります。
いくら安くても、治安が悪い場所にある宿には泊まってはいけません。
実際に、そうした安宿に泊まって強盗被害に遭った方を知っています。
治安がいいか悪いかは、booking.comやエクスペディアなどでレビューが書かれているので、それを見ながら探すのをオススメします。
ドミにカーテンがあること
安宿では、費用を抑えるためにドミトリーといって複数部屋に泊まることがほとんどです。
でも、やはり「集団部屋は疲れがとれない…」という人も多いです。
そこでオススメしたいのが
カーテンつきのドミトリー。
たとえ複数人部屋でも、カーテンがあることによって疲れの取れ方が全然違います。
他人との生活が耐えられない繊細な人ほど、カーテンつきのドミトリーを探すのがオススメです。

個室がいいなら、田舎で探そう
これはどんな国でも同様なのですが、宿やホテルは田舎(地方)のほうが圧倒的に安いです。
そして、田舎のほうが治安もいいです。
ポイント
- 宿やホテルは田舎(地方)のほうが圧倒的に安い
- 田舎のほうが治安もいい
なので、本当のことをいえば、宿を探すなら都市部よりも田舎のほうがいいんですよね。
ちなみに宿の値段が高い場所と、治安の悪い地域をランキングにしてみますと、、
宿の料金が高い場所
- 観光地
- 首都
- 首都以外の都市部
- 田舎
治安の悪い地域
- 首都(治安悪い)
- 首都以外の都市部(治安悪い)
- 観光地・田舎(治安良い)
になるんです。
とくに「個室じゃないと心が休まらない!」という人は、
都市部ではなく、ちょっと地方にずらす…ということを考えてみてください。
都市部のドミトリーの値段で、個室に泊まれたりしますよ。
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日本に疲れたら、ときに海外で「外こもり」するのがオススメ
日本に疲れたときは、海外に「外こもり」してみてはいかがでしょうか?
心がとてもリフレッシュしますよ。
ちなみに、私が実際に沈没(外こもり)したときにかかった1ヶ月間の生活費は、
- ホテル・宿 3万円前後
- 食費 1万円
でした。
4万円あれば、1ヶ月の生活ができます。
12ヶ月間(1年間)引きこもっても、50万いかないんです。
50万くらいならリゾートバイトで、2ヶ月〜3ヶ月くらい働けば貯められます。
-
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実際、そうやって【沈没】→【リゾバ】 →【沈没】を繰り返している人も多いです。
海外沈没オススメですよ。